ニュ-ジ-ランドを襲った地震の被災映像が伝えられ、語学学校の倒壊現場が映し出されている、特に被害が多く、日本人の犠牲者が多い現場だからなのだろう。
現場の映像を見る限り、建物は外に倒れておらず、内側に倒れたと考えられ
倒壊映像を見る限り、壊れた断面には鉄筋量が少なく所々に見える鉄筋は細く、ピッチも荒い。
多分地震の時鉄筋量の少ないスラブが抜け、支えを失った柱は支点を失った為、内側に倒れ、その衝撃やねじれで柱も粉々に砕けた為、柱や梁は原型を留めないまでに砕けたと考えられる。
思い出されるのはアメリカのツイ-ンビルの崩落現場に似ており、高い部分が崩落を始めれば、その加重により次々と下の階を押しつぶしていったのが
ツイ-ンビルの倒壊で、ニュ-ジ-ランドの倒壊したビルも、同じような力が働いたと考えられ、地震の力と落下荷重が加わり、爆破解体した時と同じような現場となっている。
爆破解体も建物を内側に倒すよう計算され、スラブ、柱、壁を順番に爆破し
内側に倒す。
ニュ-ジ-ランドも日本と同じような地震国でありながら、そう古くないビルが
崩落し形を留めないまでに粉々になることは考えられず、耐震基準を満たしていれば原型を留めた部分が残る筈だが?・・と。