ロメロやアルジェンドの描くゾンビもの映画に薫陶を受けたヒトビトには理解どころか正視できないかもしれない作品の紹介です。
「さんかれあ」という2010年初頭から連載されてるコミック、今春から放送されたアニメのお話しです。
ヒロインのさんかれあ(散華 礼弥)は正統なお嬢さんキャラ、オタクのちびっ子主人公、痴呆マッドサイエンティスト、幼馴染み美少女、渡来美少女、健気な妹と、こんもり盛られた、作者はっとりみつる氏の世界観(というほどおおげさでもない)に馴染めるかどうかで、鑑賞できるか、放り出してしまうかが決まります。ウミショーなどでもそうでしたが、はっとり氏の作品はエキセントリックなキャラと設定で掴みかかってきます。でも、ストーリーの進行はあくまで軽く、大仰さとは無縁で、厳しくいえば、サブストーリーの創りにくい類のお話です。ただかえってそういうところが魅力、個性であるのかもしれません。アニメの方は実は全く見てないのですが、原作ファンにはスゴク不興な展開、終わり方をしたようで、今後発売されるBDにのみ収録の13話に、おいしいところが詰まっているとのこと。テレビアニメがもはや視聴率を稼ぐ為ですらなく、円盤を売らんが為の小道具でしかないのは、いまもって残念なことです。
萌え系ゾンビっ娘ラブコメというカテゴリは同人ものでは存在しなくもなかったのですが、こういうサブカル、好きではないのにナゼか見てしまいます。流石に、クトルゥフとダゴンのヤオイ同人とか萌え系妖蛆、眼鏡っ娘のニャルラトホテプまではいねェだろーと思いかけて、ニャル子さんを思いだしました。
這い寄る混沌はオタクの香りに塗れています。
「さんかれあ」という2010年初頭から連載されてるコミック、今春から放送されたアニメのお話しです。
ヒロインのさんかれあ(散華 礼弥)は正統なお嬢さんキャラ、オタクのちびっ子主人公、痴呆マッドサイエンティスト、幼馴染み美少女、渡来美少女、健気な妹と、こんもり盛られた、作者はっとりみつる氏の世界観(というほどおおげさでもない)に馴染めるかどうかで、鑑賞できるか、放り出してしまうかが決まります。ウミショーなどでもそうでしたが、はっとり氏の作品はエキセントリックなキャラと設定で掴みかかってきます。でも、ストーリーの進行はあくまで軽く、大仰さとは無縁で、厳しくいえば、サブストーリーの創りにくい類のお話です。ただかえってそういうところが魅力、個性であるのかもしれません。アニメの方は実は全く見てないのですが、原作ファンにはスゴク不興な展開、終わり方をしたようで、今後発売されるBDにのみ収録の13話に、おいしいところが詰まっているとのこと。テレビアニメがもはや視聴率を稼ぐ為ですらなく、円盤を売らんが為の小道具でしかないのは、いまもって残念なことです。
萌え系ゾンビっ娘ラブコメというカテゴリは同人ものでは存在しなくもなかったのですが、こういうサブカル、好きではないのにナゼか見てしまいます。流石に、クトルゥフとダゴンのヤオイ同人とか萌え系妖蛆、眼鏡っ娘のニャルラトホテプまではいねェだろーと思いかけて、ニャル子さんを思いだしました。
這い寄る混沌はオタクの香りに塗れています。