テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

中秋の名月

2012-10-01 10:23:57 | 写真機 画像
旧暦の8月15日にあたる9月30日、深夜から雲が消えて、お月見日和になりました。
早速、玄関前で、日頃、怨み骨髄の満月を観望しました。
写真では、輪郭に若干の偽色がでてますが、これは望遠鏡の接眼レンズをコリメートで覗かせたデジカメ側の色収差で、肉眼で覗いたら色収差はほぼ感じられず、大気に揺れる月の凸凹した輪郭がくっきり見え、地形も精緻に分かるので、単眼といえども月が球体であるのが如実に分かり、迫力があります。以前に連載シリーズで七夕のことについて書きましたが、中秋の名月も、遍く広まっている月見の特異日ということです。出来れば、団子やススキだけでなく、ちょっとした双眼鏡や望遠鏡を傍らに置いて、肉眼と併用しながら、お月見を愉しむような習慣が拡がればなぁと思います。
ワタシのように高倍率で見ようとすると、架台まわりがネックになるので、低倍率で収差の少ない双眼鏡、望遠鏡で観望すれば、月の地形や丸さなども感じられ、より面白いと思うのです。今晩はまた晴れるかと思います。夜に余裕が有る方は、、今宵も月見、それも双眼鏡、望遠鏡を使った月観望をされたら如何でしょうか。また、余分に双眼鏡等をお持ちなら、家族、ご近所さん、知己の方にも提供して、みんなで愉しめるように致しましょう。