WW2で製造された装甲戦闘車両(AFV)のうち、もっとも近未来的なスタイルの対空戦車です。
球電(球雷)という意味の名を持つ、ラインメタル社の30mm対空機関砲を連装した対空戦車で、当時から戦車のまさに天敵であった地上攻撃機、具体的には、ソ連のイリューシン Il-2シュトルモヴィク、通称空飛ぶ缶切り、に対抗するためにドイツがつくった対空戦車の一つです。もっとも、試作2両の完成を見たのみで、量産はされたとも、されなかったともよく分からず、にもかかわらずAFVマニアのなかでは非常に人気の高い車両です。
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実際、あまりにも資料が少なすぎて、現在でもキットは数えるほどしかなく、ワタシが現役のモデラーだったころは、この車両をスクラッチビルド(自作)することが、とてつもないステータスでした。残念ながら、ワタシは作ることがなかったのですが、当時の同好の知人が、少ない資料から球電の異名の元となった砲塔と車体前部を自作し、それをワタシの作った残りの車体(IV号戦車J型)と合体流用して作ったモデルがいまもどこかにあるはずです。
その人気から、昔はやったウォーゲーム(架空戦記ボードゲーム)にも武器として登場することが少なくなかったこの車両ですが、是非とも現代のタンクキラー、A-10サンダーボルトIIと対峙して、見事に擱座するさまを観てみたいものです。
球電(球雷)という意味の名を持つ、ラインメタル社の30mm対空機関砲を連装した対空戦車で、当時から戦車のまさに天敵であった地上攻撃機、具体的には、ソ連のイリューシン Il-2シュトルモヴィク、通称空飛ぶ缶切り、に対抗するためにドイツがつくった対空戦車の一つです。もっとも、試作2両の完成を見たのみで、量産はされたとも、されなかったともよく分からず、にもかかわらずAFVマニアのなかでは非常に人気の高い車両です。
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その人気から、昔はやったウォーゲーム(架空戦記ボードゲーム)にも武器として登場することが少なくなかったこの車両ですが、是非とも現代のタンクキラー、A-10サンダーボルトIIと対峙して、見事に擱座するさまを観てみたいものです。