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テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

魔女の一撃

2012-10-09 23:20:13 | 脱線して底抜け
剣道、柔道を中学高校にかけて、学校の部活動でやっていました。その頃から、腕や肘の怪我は、バイクでの骨折含め、何度か経験していましたが、長じて、重荷を背負う登山や、座ったままでの長時間の労働などするようになっても、肩こりと腰痛には縁がなく、同年代の仲間達にも、うらやましがられることもありました。
ところがあるとき、狭くて低いライトバンの荷室に入り込んで、重量物の積み込み整理をしていたときに襲ってきたのがタイトルの魔女の一撃、つまりはぎっくり腰です。
もう、激烈な痛みでしたが、耐えて、その荷物を届け、その日はそのまま直帰しました。あらためて家に帰るとそれはもう苛酷な状態で、イスやテーブルなど手でつかめる支えがないと、寝転んだ状態から上体を起こすのもほぼ無理で、もし支えのない真っ平らな床面に置かれたら、イモムシみたいに蠢くしかできないと思えるほどでした。
医者に行ったら、診断書だすから、4~5日安静にしてなさい、それしか対処しようがないからと云われましたが、運悪く同僚のミスで、翌朝にも、こんどはキャブオーバーのトラックで運ばねばならないもっと重量級の荷物があり、一旦立ってしまえば、上体の力は使えたので、なんとか手伝って貰いながらやりとげました。
で、そんな重量物の持ち届けが出来るのに休むのもおかしい状況になり、結局、休まず、痛みに耐える数日を過ごしました。当然、それなりの治療、牽引などリハビリはしばらく行いましたが、いま思えば、あのとき無理したのは、あまり良くなかったみたいで、その後も痛みほどではないにせよ、いわゆる坐骨神経痛の発症部位に重なるところに、多少の違和感を感じるときがあり、以前のような、人並み外れて頑丈な足腰が長所です~なんて感覚は持てないのです。
ただ、未だに肩こりは感じたことがなく、理髪店などで、最後に肩や首をほぐしてくれようとしても、気持ちいいなんてことはなく、痛いか、くすぐったいかのどちらかでしか有りません。けど、折角、一生懸命やってくれる(特に妙齢の女性などの場合)のでくすぐったくても、我慢してます。