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テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

サッカー観てました

2012-10-16 23:39:00 | 日記
ついさっきまで、ポーランドで行われた(ナゼ?)日本対ブラジルの代表親善試合を観てました。
ガチに剥き出しの気概をぶつけるヨーロッパのサッカーより、ヒラリと躱すようなそぶりで相手を削るブラジルのサッカーが好きで、流石に今日の試合は親善試合だったので削り合いの応酬はなかったのですが、日本の選手もヨーロッパばかりに行かずに、例えお金にならなくとも、南米の熱く柔軟なサッカーの中に身を置いてはどうかと思うのです。
さっきの試合の結果は、日本の惨敗でしたが、前のフランスに曲がりなりにも勝ったのに、こんな結果になったのには、理由があります。個々の技量で及ばないと言うよりも、組織としての技量で及ばないこと、チームの連携が売りの日本代表にはキツイ言い方かも知れませんが、ブラジルの選手にはそれぞれにアンテナが立っていて、どのような態勢からでも組織力を発揮し更にその先に個人の技量を加えてプレーできること。日本の選手の連携は練習で培ったパターンを試合に投影することだけ。だから力をぶつけてくるヨーロッパのサッカーにはパターンの投影が上手くはまりやすく、逆にまずコチラを見てくるブラジルのサッカーの前では不完全な投影しかできずに、崩されてしまうこと。
以上のように考えます。
サッカーに限らず、チームプレイが要求される競技には、覇道はありません。
有る技量が突出しているからと言って、それが切り札にはなり得ない。ヨーロッパにビッグネームを次々にお金で釣り上げられながらも、柔軟な部分の強さで常に双極の一つであり続けるブラジルのサッカーを見てると、そんな思いを強くします。