そもそも、パラサイトということであれば、ミトコンドリアでさえ、DNAごと取り込まれた寄生虫という見方も通用しそうです(実際は微妙に違う)。
で今回、いつもこの時期に思いだす、真田虫のお話し。
サナダムシは人の消化器官に寄生し真田紐に似た形態をしており、単節と多節の二つに大別され、どちらも口や消化器官はなく体表で養分を吸収し、多節のものは数メートルの長さに達するものもおり、千切れた体節が排泄物に混じって見つかることがあります。コヤツらの仲間にはエキノコックスや芽殖孤虫の様に凶悪な種類も存在するので甘く見ることは禁物です。が、しかし、ご存じの方もおられるかとも思いますが、真田虫を飼っているという、奇特な人がごく一部存在するようです。ある特定の、というか代表的なサナダムシは、人体に寄生しても、養分をねこばばし、消化器の内壁に食らいつくだけで、さほど人体に対して攻撃性のないコトが知られていて、逆に暴飲暴食して、胃酸過多になったりするとすぐに死んでしまうようなデリケートさも持ち合わせて居るそうです。もとは、研究者が自分の身体を、培養器替わりに飼育するくらいだったのですが、寄生虫故のある特性が知られる様になってから、飼い方を解説するようなことが行われ、更には、ネット販売(当然ヤミです)しているトコロすらあります。何故、飼うのかというと、事実かどうかは知りませんが、サナダムシに寄生されるとダイエット効果がある、そして花粉症が治る、もしくは気にならないくらい症状が低減するから、だそうです。花粉症はアレルギー反応ですから、サナダムシの影響で免疫系が刺激され、アレルギーが出にくくなるということらしいです。繰り返しますが本当かどうか知りません。
人体起源と自然界起源の2種類を見掛けたことがありますが、抵抗が少ないのは自然界起源でしょうか。ただ、自然界起源のものは、その同定に慣熟した人が見定めたものでないと、前述のような、凶悪な種類でないとも限りません、気をつけましょう。で具体的には、購入したブツを体内に入れ、定着するまで、押し流してしまわないよう、オートミールやおかゆなどの流動性のあるモノを主体にした食事を続け、その後暫くして、千切れた体節が体外に出てくるようになれば、飼育成功らしいのです。長年飼育した人の中には、愛着が湧き、とある年末に忘年会ハシゴして、飼育中の真田虫を死なせてしまい、トイレで泣いた、っていう人もおられ、ディープすぎだろうと、思います。
で今回、いつもこの時期に思いだす、真田虫のお話し。
サナダムシは人の消化器官に寄生し真田紐に似た形態をしており、単節と多節の二つに大別され、どちらも口や消化器官はなく体表で養分を吸収し、多節のものは数メートルの長さに達するものもおり、千切れた体節が排泄物に混じって見つかることがあります。コヤツらの仲間にはエキノコックスや芽殖孤虫の様に凶悪な種類も存在するので甘く見ることは禁物です。が、しかし、ご存じの方もおられるかとも思いますが、真田虫を飼っているという、奇特な人がごく一部存在するようです。ある特定の、というか代表的なサナダムシは、人体に寄生しても、養分をねこばばし、消化器の内壁に食らいつくだけで、さほど人体に対して攻撃性のないコトが知られていて、逆に暴飲暴食して、胃酸過多になったりするとすぐに死んでしまうようなデリケートさも持ち合わせて居るそうです。もとは、研究者が自分の身体を、培養器替わりに飼育するくらいだったのですが、寄生虫故のある特性が知られる様になってから、飼い方を解説するようなことが行われ、更には、ネット販売(当然ヤミです)しているトコロすらあります。何故、飼うのかというと、事実かどうかは知りませんが、サナダムシに寄生されるとダイエット効果がある、そして花粉症が治る、もしくは気にならないくらい症状が低減するから、だそうです。花粉症はアレルギー反応ですから、サナダムシの影響で免疫系が刺激され、アレルギーが出にくくなるということらしいです。繰り返しますが本当かどうか知りません。
人体起源と自然界起源の2種類を見掛けたことがありますが、抵抗が少ないのは自然界起源でしょうか。ただ、自然界起源のものは、その同定に慣熟した人が見定めたものでないと、前述のような、凶悪な種類でないとも限りません、気をつけましょう。で具体的には、購入したブツを体内に入れ、定着するまで、押し流してしまわないよう、オートミールやおかゆなどの流動性のあるモノを主体にした食事を続け、その後暫くして、千切れた体節が体外に出てくるようになれば、飼育成功らしいのです。長年飼育した人の中には、愛着が湧き、とある年末に忘年会ハシゴして、飼育中の真田虫を死なせてしまい、トイレで泣いた、っていう人もおられ、ディープすぎだろうと、思います。