テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

雨中の早朝に双眼鏡もって徘徊

2013-09-04 20:20:23 | 双眼鏡 望遠鏡
平日早朝にシギチ(シギ・チドリ類)を探して、川べりから、用水路を抜けて田んぼまでを散策しました。緑っぽい古いマウンテンパーカと、同じような色の勝間の6.3×40の双眼鏡を持ってスリスリと歩きます。
まず目立つのはゴイサギやササゴイなど大型のサギ類です。目当ては内陸の水辺に現れる小型のシギチですから、中州の草むらや引っかかった倒木の陰などをじっくり見ながら、耳をすませて、思いを巡らせて歩きます。
正月にケリがいた田んぼも、今は青々として、全く違う情景です。


ほんのり小雨なので、現用の沈胴式レンズのデジカメではちょっと浸水が気になり、今日みたいな日は持ってきてません。同じ非防水機でも、固定レンズのカメラ、昔使ってた、C2100などでは雨がかかっても、ボディ内に浸みないよう気を使っていれば大丈夫だった(?)のです。

畦を隔てた用水路向こうに小さなシギがいます。たぶんヒバリシギです。シギの仲間は、海岸~河川にいるような中~大型のものはともかく、小型のシギは、とんがったクチバシと長めのアシでスグにシギ類とは分かっても特定が難しいので、自信はありません。夏羽のトウネンと見分けがつきにくいのです。

ヒバリシギ      トウネン

ケリのように、動作の途中にポーズ(一時停止、ホントに”だるまさんが転んだ”のように、ポーズを繰り返す)が多い鳥は、特徴を見分けやすく、同じ場所でなら個体識別もできるのですが、小型のシギを、遠くから観て間違いなく判別するのは、素人にうぶ毛の生えた程度の私では荷が重いのです。ただ、色の正確さが、識別を助けてくれるようなHM6.3×40SK-Dは、気張らずに、だいたいが分かればいいや、程度の気概で、しかもブレを気にすることもなく、楽しませてくれます。
雨が強くなってきましたが、マウンテンパーカのフードを被れば、防水の勝間の双眼鏡なら気を使うこともありません。ここ数日の雨模様は、例え雨が降っても長続きしないので、もっと強く降ってきても、橋の下でタバコでもくゆらせて待ってればいいやとおもってますし、事実、そうなりました。

帰りの自転車を漕ぐ脚どりは爽快で、双眼鏡の濡れた外装を、乾かしておかないとなぁ、などと、最後までお気楽なのでした。