観光地の展望台などの、据え付けの双眼鏡を覗いた経験がある方は多いと思います。
で、その感覚を再現できるよう、色々と試してみているのですが、いまひとつ及ばない。
据え付け双眼鏡の歴史(ニコンのHPより)や興和光学株式会社の製品を参照してみると、20倍ないしは30倍が使われているもよう。
他に据付型の特徴は
・頑丈な架台で、チルト、パン(垂直、水平移動)とも滑らかなこと
・F値の大きい対物で、パンフォーカス、各収差が少なめなこと
・開けた場所、高い場所に設置されることが多く、広視界が必須
・ハイアイポイントで逆入射光の少ない設計
などが挙げられます。
自宅近辺で使うのには、ちょっと倍率過剰なので、自家用としては、10倍を基本に設定して試行錯誤してみました。
スムースなチルト、パンは双眼鏡本体の重さが不足することで、不安定になることもあって、フリーストップにすることは諦め、ノブのわずかなひねりで自在に固定、可動できるKTS自由雲台を使用しました。オイルフリュードのビデオカメラ用パンヘッドでも良いでしょう。
三脚は高さが不要(天頂は見ない)なので、中型三脚を使用、10倍には充分です。
明るい場所で覗いたときの逆入射光を防ぐには、冠布が最適なのですが、次善としてボーヤフィットを使用。ただやや問題があって、この目当てのシリコンゴムの反発が多少強めなこと。元々実体顕微鏡用ですから、少し押しつけ気味に使う前提の固さ、しなやかさなせいか、手持ちでは問題にならなかった押しつける強さが、固定した場合にはやや取り回しが悪い印象。
まあでも、わずかに色収差がきになる以外は、街並みを眺めるのも、道行くクルマを追うのも軽快で、、観光地でない!という欠点にさえ目をつぶれば、時間が来たらシャコーンとシャッターが下りない分上々です。
まぁ、出来ればツァイスの20×60くらい奢りたいところなんですけどねぇ・・・
・・・折角の中秋の名月を、目視以外碌に観望出来なかった不甲斐ないジブンからの逃避に、観光双眼鏡っぽく昼間の風景を散策するのでした
で、その感覚を再現できるよう、色々と試してみているのですが、いまひとつ及ばない。
据え付け双眼鏡の歴史(ニコンのHPより)や興和光学株式会社の製品を参照してみると、20倍ないしは30倍が使われているもよう。
他に据付型の特徴は
・頑丈な架台で、チルト、パン(垂直、水平移動)とも滑らかなこと
・F値の大きい対物で、パンフォーカス、各収差が少なめなこと
・開けた場所、高い場所に設置されることが多く、広視界が必須
・ハイアイポイントで逆入射光の少ない設計
などが挙げられます。
自宅近辺で使うのには、ちょっと倍率過剰なので、自家用としては、10倍を基本に設定して試行錯誤してみました。
スムースなチルト、パンは双眼鏡本体の重さが不足することで、不安定になることもあって、フリーストップにすることは諦め、ノブのわずかなひねりで自在に固定、可動できるKTS自由雲台を使用しました。オイルフリュードのビデオカメラ用パンヘッドでも良いでしょう。
三脚は高さが不要(天頂は見ない)なので、中型三脚を使用、10倍には充分です。
明るい場所で覗いたときの逆入射光を防ぐには、冠布が最適なのですが、次善としてボーヤフィットを使用。ただやや問題があって、この目当てのシリコンゴムの反発が多少強めなこと。元々実体顕微鏡用ですから、少し押しつけ気味に使う前提の固さ、しなやかさなせいか、手持ちでは問題にならなかった押しつける強さが、固定した場合にはやや取り回しが悪い印象。
まあでも、わずかに色収差がきになる以外は、街並みを眺めるのも、道行くクルマを追うのも軽快で、、観光地でない!という欠点にさえ目をつぶれば、時間が来たらシャコーンとシャッターが下りない分上々です。
まぁ、出来ればツァイスの20×60くらい奢りたいところなんですけどねぇ・・・
・・・折角の中秋の名月を、目視以外碌に観望出来なかった不甲斐ないジブンからの逃避に、観光双眼鏡っぽく昼間の風景を散策するのでした