昨夜、宵のうちに自宅から空を見上げました。すると、普段より明らかに空気が澄んでいて、宵の明星も鋭く目に差し込みます。
月齢と出入時刻を確認し、月齢がさほどでもないので、近傍地での観望(光害)を考慮し、すばるはじめ、おうし座が天頂に来る時間を目指して早寝です。
だいたい、思った通りの時間に目覚め、オリオンとアルデバランを辿って、肉眼ですばるを探します。そして、使う機材は勝間光学さんのSS10×50SK-Dと一脚です。
やはり半月にはうっすらとハローがかかる、薄雲や水蒸気の影響のみられる様子でしたが、月明かりで足元がやや明るいにもかかわらず、期待したとおり、空はかなり暗い様子です。このあたりでは、夕方以降に特定の風が吹き、浮遊塵芥、砂塵等を一掃したとき、こんな条件になることがあります。
すばるは充分に美しく、オリオン大星雲は滲み以上のナニカに見え、プロキオンは鋭く光り、火星の赤さがどの星よりも際だつ、なかなかの見応えです。
木星の衛星はカリスト、イオ、ガニメデの3つがほぼ重なっているため、反対側のエウロパと合わせて、二つにしか見えませんが、地球からの見掛けでは木星に非常に近くにあるのに、明るい木星と充分に分離して見えています。だんだん嬉しくなってきたので、普段あまり見ない星座も、スマホで星図を参照しながら、いろいろと巡ります。
最後に、クルマのリアに上半身を預け、寝転んだ時に近い状態で、すばるを凝視します。
きっちりとブレの止まったSS10×50SK-Dの視界中央に展開する、プレアデス星団を構成する数十個を超える数の星々が、数えるのも難しいくらいです。メローペのきらめきが、ほんの僅かに滲んで見えるのは、天体望遠鏡でしか見えないという、散光星雲の僅かな兆しなのか、それとも、私の視覚がなにか勘違いしているのか、分かりません。
でも、しばらくの間、ずうーっと観ていても、変わりなく、微かに滲んで見えるので、これは散光星雲が見えているんだ、と納得して、さらにのめり込むように見続けます。
こういう時があるから、お手軽星空観望はやめられないのかもしれません。
月齢と出入時刻を確認し、月齢がさほどでもないので、近傍地での観望(光害)を考慮し、すばるはじめ、おうし座が天頂に来る時間を目指して早寝です。
だいたい、思った通りの時間に目覚め、オリオンとアルデバランを辿って、肉眼ですばるを探します。そして、使う機材は勝間光学さんのSS10×50SK-Dと一脚です。
やはり半月にはうっすらとハローがかかる、薄雲や水蒸気の影響のみられる様子でしたが、月明かりで足元がやや明るいにもかかわらず、期待したとおり、空はかなり暗い様子です。このあたりでは、夕方以降に特定の風が吹き、浮遊塵芥、砂塵等を一掃したとき、こんな条件になることがあります。
すばるは充分に美しく、オリオン大星雲は滲み以上のナニカに見え、プロキオンは鋭く光り、火星の赤さがどの星よりも際だつ、なかなかの見応えです。
木星の衛星はカリスト、イオ、ガニメデの3つがほぼ重なっているため、反対側のエウロパと合わせて、二つにしか見えませんが、地球からの見掛けでは木星に非常に近くにあるのに、明るい木星と充分に分離して見えています。だんだん嬉しくなってきたので、普段あまり見ない星座も、スマホで星図を参照しながら、いろいろと巡ります。
最後に、クルマのリアに上半身を預け、寝転んだ時に近い状態で、すばるを凝視します。
きっちりとブレの止まったSS10×50SK-Dの視界中央に展開する、プレアデス星団を構成する数十個を超える数の星々が、数えるのも難しいくらいです。メローペのきらめきが、ほんの僅かに滲んで見えるのは、天体望遠鏡でしか見えないという、散光星雲の僅かな兆しなのか、それとも、私の視覚がなにか勘違いしているのか、分かりません。
でも、しばらくの間、ずうーっと観ていても、変わりなく、微かに滲んで見えるので、これは散光星雲が見えているんだ、と納得して、さらにのめり込むように見続けます。
こういう時があるから、お手軽星空観望はやめられないのかもしれません。