テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

水族館観望

2013-09-30 23:33:01 | 双眼鏡 望遠鏡
やむにやまれぬしがらみで、某水族館見学にお付き合いしてきました。
引率というほどでもないのですが、まあそれなりに下拵えもして、行ってきました。


ジンベイザメ君


捕食姿が実に怖いクリオネ君


カメラの前でポーズを取るアザラシ君

などなど。

もちろん、私の目的は、パピリオ+PLフィルターで、大水槽内観望、視覚的水中探検気分を味わえるかどうか、ということでした。

結論から言うと、大水槽では厚さ30センチのアクリルガラスの屈折など、光学的なアラを双眼鏡が拾い、色収差の気になる視界で(ジンベイザメの斑紋にも色滲みが生じる)、楽しめませんでした。
小さな水槽の展示では、それなりに、すっきりとした視界でしたが、パピリオ君は合焦範囲が狭いため、泳ぎ回る生き物をよく観ようとすると、頻繁にピントリングを操作する必要があります。
いろいろと試した結果、もし、展示窓が小さく、奥行きの深い、ウナギの寝床のような展示水槽があれば」、水中観望効果をはっきりと実感できるのではないか、と思うのです。

また水量の大きな水槽では、厚いガラスがネックになりますので、是非とも、水槽の光学的特性も考慮して頂きたい、と勝手なことを思うのです。

まぁ、それなりに楽しめましたが、実際の海に浮かんで、小さな浮き舟から磯メガネを使って浅い海を覗き込んでいる方が愉しいんじゃないか、という具合でした。



まだこれからも、澄んだ水面、熱帯魚水槽など、パピリオ君+PLフィルターの冒険は続きます。