テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

憶測塗れ

2013-03-16 22:40:44 | 双眼鏡 望遠鏡
ツァイスにしろ、ライカにしろ、一時期の日本のデジイチ、デジカメ、デジビデオのレンズブランドフリークにより、和製独商標の製品が溢れました。
実際コシナなどは、ZEISSブランドを堂々と製造販売し、好調です。
先のBIRDER3月号の裏表紙にもあった、ZEISSコンケストHDという双眼鏡の広告。もともと、ビクトリーという最上級モデルと、コンケストという、エントリーモデルの二つの系統があり、旧名の機種を除き、この二つにカテゴライズされる製品展開でした。昨年、コンケストにHDシリーズ、今年にかけて、ビクトリーにHTシリーズが新発売されました。で、HDがアルミ、HTがマグネシウム合金製、となり、従来、ファイバー強化ポリアミド樹脂製ばかりだった同社の双眼鏡に変化がありました。両機とも、ワザワザ原産国:ドイツ、と書かれています。従来、チェコ、ハンガリー工場製が多かったらしい同社の双眼鏡の製造元が変わったのかもしれません。また同社のライフルスコープに某OEM専業メーカーからの展開が始まっていることは、結構知られています。
おそらくは、その流れと、双眼鏡の筐体の材質に変化があったことは無関係ではないでしょう。興味深いトコロです。

雑誌、BIRDERに載った勝間光学さんの記事について

2013-03-15 23:23:37 | 双眼鏡 望遠鏡
野鳥観察雑誌というより野鳥撮影写真雑誌っぽくなってから久しく買ったことのないBIRDERという雑誌ですが、3月号で”双眼鏡を使いこなそう!”という特集をしているのを知り、入手してみました。
なかでも、2/3ページほどですが、勝間光学さんの紹介をされており、4月号が店頭に並ぶようになりましたので、ちょっと3月号の内容を紹介します。
双眼鏡特集自体は、池田圭一氏による双眼鏡って、どんなもの?という判りやすい解説、選び方と使い方、12ページに及ぶ価格帯別双眼鏡カタログ、スワロEL10×42、ジェネ10.5×44、EDG10×42、ツァイスHT10×42の頂点比較、双眼鏡の技術史、コーワのiPhone用接眼アダプター、モノクロページの双眼鏡技術史年表、です。

勝間光学に関する記事の内容は、OEMメーカーとしての成り立ち、月産1000台規模の加工組立調整工場、窒素封入による防水の実用化、耐衝撃性能の高さ、軍用としての数々の実績、特にライカへのOEMを取り上げていました。拙ブログに度々コメントいただいているMK52さんによると、正確にはライツ傘下のEDNARブランドの蘭軍用双眼鏡のことだそうです。写真提供MK52さん、勝間のJ-B2が確認できます


そしてGLORY QF6×30SK-Dの素晴らしい見え味についても触れていました(一カ所GLOLYという誤植があったのはちょい残念)。
下は、現在の勝間光学機械さんのパノラマ写真(BIRDER3月号より)、興味深い写真です。
最後になりましたが、3月号はバックナンバーで買えます、また資料提供いただいたMK52さんにも感謝致します。



キセイチュウの話です、ニガテな人にはお勧めしません

2013-03-14 23:30:19 | 脱線して底抜け
そもそも、パラサイトということであれば、ミトコンドリアでさえ、DNAごと取り込まれた寄生虫という見方も通用しそうです(実際は微妙に違う)。
で今回、いつもこの時期に思いだす、真田虫のお話し。
サナダムシは人の消化器官に寄生し真田紐に似た形態をしており、単節と多節の二つに大別され、どちらも口や消化器官はなく体表で養分を吸収し、多節のものは数メートルの長さに達するものもおり、千切れた体節が排泄物に混じって見つかることがあります。コヤツらの仲間にはエキノコックスや芽殖孤虫の様に凶悪な種類も存在するので甘く見ることは禁物です。が、しかし、ご存じの方もおられるかとも思いますが、真田虫を飼っているという、奇特な人がごく一部存在するようです。ある特定の、というか代表的なサナダムシは、人体に寄生しても、養分をねこばばし、消化器の内壁に食らいつくだけで、さほど人体に対して攻撃性のないコトが知られていて、逆に暴飲暴食して、胃酸過多になったりするとすぐに死んでしまうようなデリケートさも持ち合わせて居るそうです。もとは、研究者が自分の身体を、培養器替わりに飼育するくらいだったのですが、寄生虫故のある特性が知られる様になってから、飼い方を解説するようなことが行われ、更には、ネット販売(当然ヤミです)しているトコロすらあります。何故、飼うのかというと、事実かどうかは知りませんが、サナダムシに寄生されるとダイエット効果がある、そして花粉症が治る、もしくは気にならないくらい症状が低減するから、だそうです。花粉症はアレルギー反応ですから、サナダムシの影響で免疫系が刺激され、アレルギーが出にくくなるということらしいです。繰り返しますが本当かどうか知りません。
人体起源と自然界起源の2種類を見掛けたことがありますが、抵抗が少ないのは自然界起源でしょうか。ただ、自然界起源のものは、その同定に慣熟した人が見定めたものでないと、前述のような、凶悪な種類でないとも限りません、気をつけましょう。で具体的には、購入したブツを体内に入れ、定着するまで、押し流してしまわないよう、オートミールやおかゆなどの流動性のあるモノを主体にした食事を続け、その後暫くして、千切れた体節が体外に出てくるようになれば、飼育成功らしいのです。長年飼育した人の中には、愛着が湧き、とある年末に忘年会ハシゴして、飼育中の真田虫を死なせてしまい、トイレで泣いた、っていう人もおられ、ディープすぎだろうと、思います。


ドリームトミカ

2013-03-13 23:54:52 | 電器屋さんなどで売ってるモノ


ミニカーというのは男の子なら必ず何台かは持っていた(持っている)オモチャだろうと思います。
私も御多分に漏れず、トミカやマッチボックスから、果てはポケールのキットまで手を出してましたが、最近、コラボ、限定で結構売れてるらしいのが、これらのドリームトミカ。
観ておわかりの通り、本来のミニカーとはコンセプトが違う商品ですが、数百円という価格で、飾るに邪魔にならず、単純に見て楽しい、良い商品企画だと思います。私もこのシリーズを一個だけ買おうとしているのですが、どれを買うのかは内緒です。

テラバイト

2013-03-12 23:55:57 | 日記
先日来、何台か有るポータブルHDDがデータでいっぱいになってきたので、大容量(2テラバイト)のHDDを買って、整理しはじめました。
250と500と40ギガバイトのポータブルHDDをバックアップしても、当然ながら余裕がありまくりなので、長い間起動すらしてないデスクトップPCの中のHDD群もバックアップしようかと画策中です。

その昔、CASⅡというOSでアセンブラや事務用BASICを使ってゴリゴリ事務処理をしていた頃は8インチFDDが現役で内蔵マイクロディスクドライブも10もしくは20メガバイト。自分で予算組んで買った40メガバイトのHDDは10万以上でした。その五万倍の容量で8Kほど、これはもう技術の進歩とかいう範疇ではなく、穏やかに進行する革命だとも思うのですが、実際この容量でも、そう時を待たずに使い切ってしまうのは確実で、40MBの時代には全く想像できなかったことです。

一方、双眼鏡は四半世紀どころか、私が長寿でギネスに載るくらい長生きしても、現在より五万倍どころか100倍も良く見える製品など間違いなく出来るはずがないのは、ちょっと残念な気がします。パーソナル電波望遠鏡でも開発されないでしょうか。

はなこさんとそらまめくん

2013-03-11 23:03:34 | 日記
ご存じの方も多く、取り立ててご紹介する意味もないかとも思う、花粉の飛散情報サイト”はなこさん”と大気汚染物質広域監視の”そらまめくん”ですが、便利なのかもしれませんし、恐らく元データ(サンプリング数)の豊富さに於いては群を抜いたシステムなのですが、作りが甘い。
アクセスの増大に従って、トラフィック過多で、まともに観測図が表示されない時間帯が多々ありますし、そもそもシステムの反応自体が鈍い。トラフィックに関しては、トップページはともかく、地域別に、サーバ-、ドメインとも飛ばすだけでずいぶんマシになると思うし、元データの集積に関しても、下手なアプリケーションより、cshだけでデータを集めて、結果を吐かせた方がずっと軽いのにと思うのは、私が化石コンピュータ脳だからではあるのですが、本当に、ええい、なにをまだるっこしいコトをやってるんだぁ、と歯がゆくなるくらい、どんくさい。コマンドラインの上っ面しか囓ってないワタクシですが、本来、コンピュータが得意なデータ処理、排他処理にマゴマゴマゴマゴしている(としか思えない)鈍重さには、あきれます。恐らくはお役所のシステム納入ですから、かなりの金額を費やしているのではと思いますが、その一案件の金額を年収として雇える人材で、もっとマシな仕事をする人間は、私の知ってるだけでもゴマンといるはずなんですが、どうも、システム開発の市場は、上手く動くスクリプトより、訴求力のあるプレゼンのほうが重要視される悪弊が隅々まで行き渡っているようです。

深刻です

2013-03-10 20:59:04 | 双眼鏡 望遠鏡
微粒子状物質エアロゾルと、2回、大気の汚れについて取り上げましたが、花粉も混じったここ数日はとんでもなく深刻な状況です。まわりに灯りのない、暗い夜空に向けて、強力な懐中電灯を照らしたのですが、通常、夜空に吸い込まれていく光が、照らした瞬間に、まるで霧が出ている夜のように、クッキリと光の束になって夜空に浮かびます。
クリーンルームなどの清浄度を確認するために、強力な緑色光のライトを使い、照らされて浮かび上がる浮遊塵を確認したりするのですが、同じように、白い光ながら、ライトの直前部分には、浮遊塵の流れが強力な光に照らされて浮かび上がります。目で見た感覚としては、PM2.5ほどの小ささはなく、粒径が5~20μmほどに見受けられる(というか、そのような粒径の分かっている粉塵の浮遊している様子に近い感じ)ので、花粉や黄砂が主体なのでしょうが、途切れることなく流れる様子、夜空全体を照らせることから、少なくともかなり広い範囲を、この大量の浮遊塵がすっぽりと覆い尽くしているのは間違いありません。浮遊塵芥が問題になる施設内での判定基準で云うと、”劣悪”です。
当然、実際の工場ではそのような環境で人が作業する場合、防塵マスクはもちろん、活動時間が長い場合は防塵服必須、粉塵の種類によっては送気服が必要なレベルです。
普通、絨毯敷きでソファーやクッションがあり、人の出入りが多い部屋では、閉めきった状態が続くと、浮遊塵が多くなるので、屋外換気が推奨されますが、この状態は換気を控えるようにした方が良いレベルです。
今夜は雨上がりのおかげか、かなりマシですが、皆さんも、強力なライトをお持ちの方は、屋外と室内の暗がりで、空間を照らしてみて下さい、通常、室内の方がずっとホコリっぽいのですが、逆転している様子が判るかと思います。

今夜はプチ遠征

2013-03-09 19:19:19 | 双眼鏡 望遠鏡
双眼鏡達を抱えて、星見してきます。
明日の朝までには帰ってくるので、収穫(?)があれば、追記します。
今夜半、大気の状態はともかく、雲は晴れていそうで、ちょうど深夜からは、雲が出てきそうなので、夜更かしにもならない?恵まれた条件です。

PM2.5などエアロゾルがなければなぁ・・・

パンスターズ彗星が2等星相当に!?

2013-03-08 23:49:05 | 双眼鏡 望遠鏡
記事タイトルの通り、よほどの光害、大気汚濁等の悪条件が無い限り、恐らくは都会でも観られると云うことです。もしかしたら一等星に迫るほど明るくなる可能性もあり、興味は箒が観られるかどうかに移ってきました。
過去の彗星では、ハレー、百武、ヘール・ボップ、そして南半球では未曾有の大彗星となったマックノート(2006)など、天文ショーとして大きな話題になった彗星もあり、今年も、12月のアイソン彗星含め、盛り上がりを期待したいところです。

話は変わりますが、彗星(Comet)という語の響きはかなり好きで、当然WW2の小型高速単発複座艦上爆撃機、彗星、と、メッサーシュミットMe163コメートも非常に好きな機体でした。


彗星はダイムラーベンツのDB601Aエンジンをライセンス生産したアツタエンジンの不調に悩まされながらも、短い活躍期間で、戦果を挙げ、



コメートは7分少々という、ウルトラマンのカラータイマー並みのロケットエンジン可動時間ながらも、超越したその性能で末期の連合軍に多大な脅威となりました。
両機ともその名にふさわしい短くも華々しく輝いたその様は、いつも天体の彗星が話題になる度に思いだされる個人的な感覚なのです。

ギッチョ不足

2013-03-07 22:50:12 | 脱線して底抜け
ある程度以上、付き合いが長く、濃く、なったひとに云われたコトバです。

事の発端は、自我に目覚める前の乳幼児期らしく、左手主体でナニカをする度に、矯正されていたらしいのです。
で、手は右利き、字を書く、モノを投げる、などは右でしか出来ず、箸は両方、マウスは左手主体。目、足、身体の殆どは左利きで、クラウチングスタートの足が逆、高飛びのスタート位置も逆、柔道の組み手も左、カメラ、銃の照準は右目でも出来る、リコーダーは左、腕組みも逆、なにかにつけて、中途半端な様子に捉えられたらしく、筋肉脳のそのひとからは、そのように見えたと云うことらしいのです。
ある程度、色んな経験をして、身体の各部位の役割が固まった10代後半からは、さして不自由を感じたコトはないのです。

エアロゾル

2013-03-06 23:04:48 | 日記
オーウェルなどのペシミスティックな未来観のSFにはエアロゾルまみれのどんよりとした空が描かれていることが多く、智恵子が嘆いた”空がない”という嘆息、ここ数日、そんな事柄を思いだしながら、夜空を観ています。
今夜も雲のほとんどない夜空なのですが、かろうじて天頂付近しか星がよく見えず、地平へと視線を降ろすにつれ、よどんだ茶色い霞が厚く星空を遮ります。当然そのよどみは、光害をもいつにもまして増強し、全く冴えない、気分の良くない星空です。
こんな日は、大口径の双眼鏡でも、その性能を発揮できず、重ねて残念至極。
さっきから、新しいメンバー主体の、日本代表女子サッカーチームが苦戦してますが、そっちを観戦、応援することに致します。

Webめぐりあれこれ

2013-03-05 23:43:15 | 日記
月初め恒例の勝間光学機械さんの販売は今月は素早く売り切れてしまい、ご紹介するに至りませんでした。

また、ZeissのHTについて、そろそろ入手された方が、その感想や評価を書かれています。SwarovskiのELが新型になったときと同様、旧モデルのFLとの差異は微妙なのかなと思ったりします。御三家の一角、Leicaにも期待したいところです。まぁ、双眼鏡は、デジカメなどと違い、商品の寿命が圧倒的に長いので、そうそう新製品が出せるものでもないでしょうが。

あと、昨日くらいから、当ブログへのリンクをして下さっているHPがあるようです。”この双眼鏡が欲しい”という結構有名なリンクページですが、勝間さんの幾つかの機種について”テキスト主体”を紹介しておられ、若干驚き、恐縮、発汗する次第です。

完全放置中のSNSのページにも、いろんなアクセスやリクエストが来てます。
その昔、テレホーダイの時間帯に極度に集中してWebめぐりをしていた頃にSNSがあれば、もっと有効活用してたかもしれませんが、FTPやP2Pなど種々のWebサービスから離れてしまってる現状では、別のパブリックなアカウントでクラウドめいたサービスを若干利用するのみです。

黎明期から結構な数の作品を読んでいたサイバーパンクSF小説のニューロチップこそ未だ登場していない現世界のネットですが、思考や情報のツールとして、概念としてのネットワーク機構は既にSFの世界をも追い越しているなぁなどと、ぼんやりと考えながら、当ブログも膨大な数のノードのひとつであることを思い知るのです。

今週末、パンスターズ彗星が、太陽近日点に達します

2013-03-04 23:34:10 | 双眼鏡 望遠鏡
今年前期の天文イベント、パンスターズ彗星が観測されはじめています。
現在、日本からは日没後の西の空に何とか観ることができるもようです。
4月上旬にかけて、日没後に西の空、日の出前の東の空に見える予定で、当初の予想(満月並みに明るい?)にはほど遠いのですが、2~3等星の明るさぐらいにはなりそうで、双眼鏡、望遠鏡を駆使すれば、核だけでなく、箒星の面目躍如たる尾っぽも見えそうな様子です。
当方でも、条件の良い日には、観望を企てておりますが、日没後の観望には、方角を精確に知っている事が必要ですので、日没の方向、コンパス、地形の目印など、事前に確認しておくことが役に立ちそうです。

双眼鏡接眼部のスライド見口を固定する

2013-03-03 19:55:22 | 双眼鏡 望遠鏡
瞳の位置を双眼鏡の適正位置に据え、余分な外光を出来るだけ防ぐ見口の重要性については、何度かお話ししています。実際、アイレリーフは双眼鏡によって違い、使用者の瞳の位置や眼窩の顔かたちも様々なので、眼窩の深い西洋人向けの短い見口は日本人には長さが足りない場合も有りますし、眼鏡の使用によっても見口の高さの調整が必要です。
以前に、ゴム見口の高さが不足気味のHM6.3×40について、同じゴム見口をもう一つ中に入れて、高さを合わせたことがありましたが、レインガードがキツくなったので、今は一回り小さい見口をブチルテープで巻いて入れてます。



今回の本題のスライド見口は、回転ヘリコイド式に見口の高さをスライド調整出来る機構で、ほぼ全てのダハ高級機に採用されていて、ポロでも最近はスライド見口を採用する機種が増えています。
クリックストップするものが多く、優れた調節機構ではあるのですが、接眼キャップが堅めの場合など、勝手にずれてしまうことが良くあります。

いろいろと、簡単に固定できないか考えて、C形状にしたパイプのスペーサーや、ゴム製のダボを差し込む方法など、思考(試行)錯誤していましたが、ほぼ完成形の方法を紹介します。


上の写真、見口を引き出して、その隙間の段差に、自転車のタイヤチューブの輪切りを巻いてます。

適当な幅に切ったものを伸ばしてハメているだけで、見た目も違和感なく、しっかり固定できています。

3月は、外に出たくなる時節です

2013-03-02 21:53:42 | Outdoor
実は3月は個人的に最もアウトドアに適していると思っています。
まず、不快な蚊などの刺す虫が殆どいないということ、釣りならフグの新子などエサとりがいないこと、なにより汗かきのワタシに適した気温が◎。
で、色々と道具類を整理していた中から二品を紹介します。

まずは、マット。

その昔はこういうマット(昔は寝袋マットと教わった)を、ゴツゴツした地面で寝るときの不快さを知らないヒトに説明するのは難しくて、なぜ新聞紙を重ねて引いてもダメで、ワザワザ超かさばるクローズドセルマット、もしくは超高価なエアーインフレータブルマットが必要なのかを語ってもなかなか理解してもらえませんでした。いまでは、キャンプ用のマット、スリーピングマットと云うだけで大概のヒト達に分かってもらえるのですが、アウトドアでの睡眠には、シュラフやテントをもしのぐ、最重要なアイテムです。
写真のマットは一昨年に買って、2回しか使ってないのですが、クローズドセルでは結構保温性の高い製品で気に入ってます。


次のは、ピッケルやアックスで有名なグリベルのトレッキングチェアー。
最もコンパクトになるイスの一つで、完全にバックパック用です。
座面は低く、寛ぎとはほど遠いのですが、簡易なテーブル替わりにも使えますし、なにより丈夫です。ワタシが買ったのはかなり昔になるのですが、今でも後継機種がほぼ変わらないカタチのままで売ってます。
一緒に写ってるのはZippoのライターですが、コンパクトさが分かっていただけると思います。