テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

連休に台風

2013-09-15 23:52:46 | Outdoor
実は、ひっそりと、この連休に、双眼鏡連れて、ちょこっとどこかへ行こうと考えてました。
もう山の上は充分涼しい秋の気候ですし、鳥、虫、潺(せせらぎ)、風景、山にいる人、獣、と所持する双眼鏡を縦横に駆使して見まくって、雲がなければ、そのまま夜まで星空観望、の予定で、泊まるとしても、ゆったり過ごしたいと、あまり使わない3人用テント(3人では窮屈、2人でちょうど、1人で超ゆったりサイズ)も準備します。

サーマレストマットも久々の出番です。


そういえば、一昨年、とある中部地方の山奥で、このテントをもって、とある深夜オフに出掛けた折り、冬季にもかかわらず、ものすごい風雨と雷のなか、他の参加者のテントに避難して浸水、車中で待機するも、体調を崩して撤退、帰路の山中のインターの立体交差の下で雨をしのぎながら、濡れた衣服を全交換。復活して、凍結寸前の高速道路を探るように走りながら還ってきたことを思いだしました。
どうも、このテント、使用頻度が低く、怨念でもこもっているのでしょうか、相性が悪いです。

ノートパソコンまわりアクシデント

2013-09-14 23:00:33 | 日記
ここ数日、標題のような事象が続きます。
まず、パソコンの近くの平らなクッションに上から落ちてきたゴム巻きフラッシュライトが、あり得ない方向にハネて、見事に液晶画面中央にヒットし、液晶クラッシュ。

かなり、凹むかと思いましたが、あり得ない方向でのはねっ返りに、これは運命なんだと諦めて、十数年前のCRTモニターに繋いで稼働させてます。



次に、机に固定してた小型扇風機が落下、これもコードが変なところに絡んで、もう一台のノートパソコンのキーボードをクリティカルヒット。一瞬焦りましたが、、幸い液晶は大丈夫、一見してなにも被害はないようなので、そのまま作業。テキストを打ち出すと、あら「P」が無い。飛んでいった「P」を探すコト数分。「P」はパンタグラフの片方を裏に付けたまま発見。で、もう一個のパンタグラフは本体に残っていないのでこれも探すコト十数分。

せせこましいパーツを元通りにキーボードに組み込むのに、隣のキートップを外して良く比較しながら、何度かパンタグラフをはじき飛ばしたりもしながら、数分。

両サイドから生えてる白い部品がパンタグラフ、はめ込んであるだけで、弾けると、かなり、飛ぶ。。。


いまも、もうなにも落ちてこないだろうか、と剣呑な思いなのです。

DIGA REMOTE

2013-09-13 23:54:00 | 日記
スマホアプリの中で、他のデバイスより優れている場合が多いのが、画面のスクロール。
iPhoneの場合、アップルのデバイスらしいスムースなスクロールは特に秀逸なのですが、なかでも、パナソニックのBDレコーダーをスマホで操作する標題のアプリの録画番組一覧が便利です。
このアプリの機能のうち、チューナー機能は付属リモコンに加え、リモートコマンダーがあるので、蛇足。DIMORA(Webブラウザを使った、録画予約変更削除等のできるサービス)も、別にこのアプリでなくても可能でさほど必要性は高くないのですが、録画一覧を表示するのは、本体によるモニターでの表示や、DIMORAによるブラウザでの表示などに較べても、高速全体表示が可能、スクロールが激速、検索や抽出が容易、など、スマホの特性を充分に活かせています。
実際、コマンドラインによるCUIよりもタッチスクリーンのGUIのほうが便利だと感じることの少ないワタクシではありますが、この操作性だけは素直に感服しました。まあ、本体の操作性が悪いから余計かもしれませんが、いずれは、設備の制御盤から、乗り物の操縦まで、このタッチスクリーンデバイスになるのかもしれないななどと思い浮かべてみるのです。




             

無謀な試み

2013-09-12 23:50:30 | 日記
スマホでエクセルのブックを閲覧編集しようとしています。
なにより、起動、の手間なく必要に応じてデータの集積をしたいという目的のため。
取りあえずMSのクラウドサービスSkyDriveの機能を使ったり、Googleドキュメントを使ったり、と無料の範囲で試してます。

有料のアプリならQuickOfficeProなどが便利そうですが、ちょっとした目的の為に、ワザワザ1300円はらうのはちょっと・・・
エクセルのデータ集積は、実を言うと、使い慣れたあるデータベースソフトを使うのが、個人的には一番効率がよいと思ってるのですが、WinXPで開発が滞留してるようなソフトですから、iOS上では仮想環境下でも無理っぽいし、暫くこの方法でやってみて、何かひらめき!がやってくるのを期待してます。
あー、なんかとことん為にならないことに時間を費やしているようにも感じるのは、と秘かに思うのは、タブレットを買えという啓示なのかもしれません・・・

ムカデに刺されたら、熱湯で洗浄

2013-09-11 23:25:01 | 日記
今朝、まだまどろんでいる時間帯に、ムカデに刺されました。
刺すというより、噛む、らしいのですが、ごく小さな個体で、ヤスデかなと思ったほどです。不意に足の指がチクっとして、振り払ったら、居たわけです。
当然、人家に侵入し、自分よりはるかに大きな生物に無謀にも攻撃するようなヤツは、生きていたら、子孫を残したりしたら、ひいてはムカデ社会の存亡にも関わるかと思うので、きちんと焼滅するまで、ガストーチで処理しました。
まあ、狂ったムカデ遺伝子の排除に較べたら、さほど重要でないかもしれませんが、刺し傷の応急処置は、拙ブログで何度か述べているように、熱湯(43℃以上)で充分に洗浄することにより、ものの十数分で、見事に治癒しました。多少熱め(50℃)のお湯を使いましたが、蚊に刺された傷などより全く後腐れなく、痛みも腫れも炎症も無しに快癒したので、恒久処置になりました。
もし過去にムカデに刺されたとき、腫れたり、痛かったり、ひどい目に遭われたかたがいらっしゃったら、次回は是非お試し下さい。手近に湯沸かし器が無い場合は自販機のお茶(50℃以上らしい)が適切ですし、屋外なら、車のエンジンの熱を利用(濡らしたウエスをエンジンにあてて蒸しタオルをつくる)、虫眼鏡で加熱、水で洗浄を繰り返す、融けたロウをたらす、遠火で炙る、など工夫して下さい。要は、皮膚に付着した毒液の洗浄除去と、加温による変質無効化が目的です。それにより、あっけないくらい、治ります。

OLYMPUS一眼レフの終焉

2013-09-10 23:16:54 | 写真機 画像
え~と、取りあえずタイトル通りです。
まあ、マイクロフォーサーズ規格(ミラーレス専用のマウント)が出てきたところで、予感はさせていたのですが、M42マウントのFTL、OMシリーズから始まった同社の一眼レフカメラが、今後発売される予定は無くなり、E-5はどうなるのか、OM-D(E-M1)がフラッグシップ?という疑問とともに、おそらくはそう遠くない将来、OLYMPUSブランドの写真機も衰退していくと思ってます。
個人的には、現時点でのEVFの到達点と今後の可能性に大いに期待するトコロではあるのですが、EVFを良しとするなら、OM-Dシリーズのデザインは姑息な部分が否定できないかと思いますし、フジがやったように、(E-5の後継機で)光学・EVF混合もしくは切換などの機構を模索する方法もあるでしょう。なによりフォーサーズの文字通りの珠玉のレンズ群に対してそれに対応するボディが開発されないのは、経営理念の失敗などというものでなく、どんな写真機をつくりたいのか、すら明確でない証左です。
2020年に開催されることの決まった東京オリンピック、その会場で、同社のカメラが果たして何台使われるのか、大いに疑問です。



天球の季節の谷間

2013-09-09 23:38:49 | 双眼鏡 望遠鏡
このところ、雨の日以外、あるいは雨の日でも夜になると、雲間が晴れて、星空を見上げ、知らぬ間に蚊に喰われている日々が多いのです。
自宅から見上げる星空は裸眼で星座を追える程度なのですが、それでも宵のうちに西の地平へと頭から突っ込んでいくはくちょうと夏の大三角形、夜半を過ぎ、夜明けが近くなってくると、オリオンやすばるが天頂に昇り、今度は双眼鏡で、肉眼では見えない星々がちりばめられているのをじっくりと観て、嘆息します。何度目になるか分かりませんが、双眼鏡で覗く星空は、本当に綺麗で、拙ブログに訪れる双眼鏡持ちの方々には、是非とも星空観望をお勧めします。
この時期、夜の前半と後半で、夏の星座、冬の星座の両方が順番に現れ、お得です。
今朝の夜明け前には、火星がプレセペの近傍をうろついています。
贅沢な気分で夜明けを迎えるのは、爽快です。

遠吠え

2013-09-08 23:14:48 | 日記
このところ、あちこち結構遠くまで、早朝に徘徊してて気付いたのですが、犬の遠吠えを聞きません。
子どもの頃住んでいた下町では、どこかの犬の遠吠えに釣られて、あるいは、緊急自動車のサイレンに釣られて、あちこちで遠吠えが聞こえていたように思います。
野犬が少なくなり、飼い犬も室内飼いの犬が増えたことも原因かとも思いますが、交配の進んだ犬種では、本能が薄れて、あまり遠吠えしなくなるとも云います。サイレンが昔のように発振音ではなく、電子音になり倍音成分が少なくなって、犬の聴覚を刺激しなくなったのかもしれません。また、遠吠えを、無駄吠え、としてしつけている飼い主もおられるでしょう。
知人、親戚の方々には、うれション男(ワタシが訪ねていくと、そこの飼い犬がオシッコ漏らして喜ぶ)として名を馳せているのですけど、自宅ではもう長い間犬を飼ってないので、昨今の飼い犬事情については詳しくないのですが、ヒトの事情がイヌの生態、本能を変えてしまっているのは、恐らく間違いないはずで、わずかの年月のあいだに、このように変化するのは、奇妙な感じです。

物語シリーズ 終物語 第一話 おうぎフォーミュラ(別冊少年マガジン10月号掲載)

2013-09-07 20:53:33 | 本、小説、漫画、動画、映画、音楽等
物語シリーズは、拙ブログでも何度か取り上げ、現在TVアニメでも、セカンドシーズンが放送中とのことで、結構新しい情報、コンテンツにも接しているのですが、標題のシリーズ最終ターンの第一話を読みましたので、臆面もなく感想などを書きます。ネタバレを多分に含み、過去に西尾維新≒新井素子などいう酩言を吐いたワタクシのことですから、お気に障りましたら、なにとぞご容赦を。

今回の話はタイトルにあるように、忍野扇(おしの・おうぎ♀)が神原駿河(かんばる・するが)に紹介されて、阿良々木暦(あららぎ・こよみ)に会い、面妖な一室に閉じ込められるところから始まります。その教室(?)は、シリーズを通しての主人公阿良々木暦が、高校に入学して、吸血鬼譚に堕ち嵌っていくまえまでは、”友達をつくると人間強度が下がる”という信条とともに、ぼっち学生生活を送っていた、そのきっかけとなった事件の日時のままの教室でした。扇に促されるまま、その事件を回想し、そこで起こった出来事の悲惨な結果と、暦自身も無意識下では認識していた、さらにえげつない真相が、ぼっちの暦を形作った、という内容です。
第三者に事件を回想して語りながら、真実を暴き出すというプロットで、忍野扇はいわばアームチェアディティクティブの役割を果たし、阿良々木暦に自分自身の本当の心の動きを認識させるのです。
途中、ジャンル違いのコミック雑誌という掲載場所なのもあってなのか、作者は”読者への挑戦”を突きつけます。「戯れ言使いシリーズ」などでも、作者のミステリへの傾倒はよく知られているのですが、この物語シリーズで、明快な”フーダニット”を表に出したのは、珍しいことです。答えは、文章中に誤解の余地無く明示されていますので、特に作者自身による作中解説を読めば、解りやすいようになっています。ただ、事件を引き起こした動機、心理、直接の証拠から、正解が導き出されるのでなく、傍証めいた帳尻あわせから、答えが詳らかになるのは、この物語シリーズの制限範囲でもあり、また扇と暦の関係を明確にするうえでの作法でもあるのでしょうが、ちょっと消化不良気味です。
今後、この「おうぎフォーミュラ」で再浮上した主人公暦と深い業、因縁のある老倉育(おいくら・そだち)を主軸にしたエピソードが続くようです。前作の暦物語までで、主人公と既登場人物の掛け合いは大量に語り尽くされていますので、終焉に向かって、過去の因縁と、いまの主人公が紡ぎ合っていくお話になるのかな、と思っています。
また、今回のおうぎフォーミュラは登場人物が多いだけでなく、作風でもありますが、皆、良く喋ります。三十名ほどが行間なく勝手にしゃべくりまくるシーンは西尾維新の本骨頂なのかもしれませんが、ちょっと現実離れしてますし、読みづらいです。

視野が狭い?

2013-09-06 22:08:34 | 双眼鏡 望遠鏡
このところ、以前のように、Web上をあれこれ巡って、気の向くままに情報を得る、ということが少なくなりました。まあ、ただでさえ情報過多な現代では適度に間引きされた情報というのは好ましいとは思っているのですが、でも、双眼鏡関係にはいろいろと気が惹かれます。
先日来、新製品についてあれこれ書いてますが、Nikonのモナーク7、5シリーズや、コーワのBD42-XD PROMINAR シリーズなど、異常分散(ED、XD)ガラスを採用したダハ機の発表が相次いでいます。


天体望遠鏡などでも良く云われるアポクロマート、各波長の色収差を補正する為に、分散率(波長による分光の度合い)が異なる硝材を使用し、明暗差のある輪郭での色滲みを低減する設計です。かつて蛍石(フローライトクリスタル)がその用途の代表でしたが、天然素材故に供給が限られ、高価です。
通常の硝子でも、キヤノンの積層型回折素子のように、色収差を打ち消しながらコンパクトにする位相差レンズもありますが、双眼鏡ではまだ採用例がありません。もっとも色収差の補正に効果的なのは、異常分散ガラスだけではなくて、通常の硝材を用いながら光学設計に沿った緻密な組み立て調整で、見事な効果を上げている勝間光学さんのWP6×30シリーズの様な例もあります。
閑話休題、コーワのお手軽プロミナーシリーズはまだ発売前なので、詳細は分かりませんが、ニコンのモナークシリーズは、EDレンズの効果をさほど感じず、また何よりハイエンドのEDGとよく似たデザインが、個人的には、Xです。モナークは製造が中国のはずですが、EDGももしかしたら中国に生産移管?と思わせる雰囲気があります。

かつての天文用光学機器の雄、五藤光学研究所の望遠鏡子会社、五藤テレスコープからも、
スタークルーズと題して、まずEDレンズ使用の8×42ダハが発売され、直販限定ながら、初回は売り切れたようです。

ただ、星屋(天文用)の本命はHPで予告されているポロの7×50ワイド機で、ウワサでは接眼部交換式で、贅を尽くした、ポロとしてはかなり高額(10万以上?)になるようで、”GOTO”の名声に恥じない製品になることを期待しています。

なぜか、新製品情報は双眼鏡に限ったもののみがよく話題にのぼる拙ブログです。

乗馬場の馬

2013-09-05 23:45:05 | 双眼鏡 望遠鏡
お昼に、通りがかった乗馬場の馬を持ち合わせたPENTAX Papilio 6.5×21で、”一方的な距離感の喪失”を実践するべく、しばらく眺めていました。
最近、パピリオ君では、近接観察が主体でしたが、普通の用途でも、シャープさやコントラスト、歪曲の少なさなど、充分に使える双眼鏡です。
馬に跨っている方は、指導を受けている生徒さんのようでしたが、それなりの乗馬技術を持っていて、乗馬服がキマっていることもあり、なかなかに人馬の一体感がありました。とはいえ、目的は馬のほうで、恐らくは遊興用でない、競技にも携わっているようなかなり立派な馬体をしていて、パピリオで覗いた、その筋肉の動きが、なかなかに精悍でした。4~5頭の馬がいましたが、馬場を駆ける馬のうち、一頭が、コチラを気にしているような気がします。周りには小さなお子さんを連れたお母さんや、上半身裸で芝生に寝そべるジイサンなどが居ましたので、ちょっと移動して、より離れたところから観望を続けます。コチラを気にする素振りを見せた一頭は、馬場を周回するなかで近くに来たときはそうでもないのですが、遠くに離れているときは、軽くトロットしながらの時でも、幾度かこちらに頭を向けます。馬の目はやや横に付いてるので、遠くを見るときには両眼で見るために正面に見なくてはいけなくて、近くは片目だけでも見えるのかなぁなどと考えていました。
何にせよ、黒い双眼鏡を構えた私に興味を引かれた様子で、察するに、馬主や調教師などに、ああして見られた経験があり、”双眼鏡を持った人物”には要注意などと思っていたのかもしれません。
ほんとは馬場でなく、同じ公園内の池にうじゃうじゃといる鯉を、偏光フィルターを装備したパピリオで観るのが目的だったのですが、水量がすくなく、かなり濁った池では、よくその効果が発揮できなくて、乗馬風景に、その時間をあてた一休みなのでした

雨中の早朝に双眼鏡もって徘徊

2013-09-04 20:20:23 | 双眼鏡 望遠鏡
平日早朝にシギチ(シギ・チドリ類)を探して、川べりから、用水路を抜けて田んぼまでを散策しました。緑っぽい古いマウンテンパーカと、同じような色の勝間の6.3×40の双眼鏡を持ってスリスリと歩きます。
まず目立つのはゴイサギやササゴイなど大型のサギ類です。目当ては内陸の水辺に現れる小型のシギチですから、中州の草むらや引っかかった倒木の陰などをじっくり見ながら、耳をすませて、思いを巡らせて歩きます。
正月にケリがいた田んぼも、今は青々として、全く違う情景です。


ほんのり小雨なので、現用の沈胴式レンズのデジカメではちょっと浸水が気になり、今日みたいな日は持ってきてません。同じ非防水機でも、固定レンズのカメラ、昔使ってた、C2100などでは雨がかかっても、ボディ内に浸みないよう気を使っていれば大丈夫だった(?)のです。

畦を隔てた用水路向こうに小さなシギがいます。たぶんヒバリシギです。シギの仲間は、海岸~河川にいるような中~大型のものはともかく、小型のシギは、とんがったクチバシと長めのアシでスグにシギ類とは分かっても特定が難しいので、自信はありません。夏羽のトウネンと見分けがつきにくいのです。

ヒバリシギ      トウネン

ケリのように、動作の途中にポーズ(一時停止、ホントに”だるまさんが転んだ”のように、ポーズを繰り返す)が多い鳥は、特徴を見分けやすく、同じ場所でなら個体識別もできるのですが、小型のシギを、遠くから観て間違いなく判別するのは、素人にうぶ毛の生えた程度の私では荷が重いのです。ただ、色の正確さが、識別を助けてくれるようなHM6.3×40SK-Dは、気張らずに、だいたいが分かればいいや、程度の気概で、しかもブレを気にすることもなく、楽しませてくれます。
雨が強くなってきましたが、マウンテンパーカのフードを被れば、防水の勝間の双眼鏡なら気を使うこともありません。ここ数日の雨模様は、例え雨が降っても長続きしないので、もっと強く降ってきても、橋の下でタバコでもくゆらせて待ってればいいやとおもってますし、事実、そうなりました。

帰りの自転車を漕ぐ脚どりは爽快で、双眼鏡の濡れた外装を、乾かしておかないとなぁ、などと、最後までお気楽なのでした。

カモノハシのイコちゃん

2013-09-03 23:25:11 | 日記
気温が下がってきて、早朝に徘徊しようと計画を立てています。
まず必要になるのが上着なので、洋服ダンスより、薄手のアースカラーのものを取りだそうとしましたら、なんか下の隙間に見慣れぬ水色のブッタイが押し込まれています。
灯りをつけずに薄暗いなかだったので、盛大に疑問符を飛ばしながら引きずり出してみました。
JR西日本のWeb予約サービスで貯まったポイントは、スマートイコカという、ICパスカードにチャージできるのですが、その残った端数のポイントが期限切れを迎えるために、つまり単にポイント消費のために引き換えた景品を、仕舞い込んで忘れていたのでした。



もともとは、カモノハシ教授などという大仰な名前のキャラクターだったらしいのですが、福知山線脱線事故でCMが一年間自粛されているあいだに、名前が忘れ去られ、なんとなしにイコちゃんと呼ばれ、そのまま定着、現在では公式にも”カモノハシのイコちゃん”となっているらしい?
カモノハシのクチバシに微弱な電流を感知する機能があり、その能力と、ICカードの特性を掛けたキャラだったらしいのですが、この不抜けたツラガマエに、そんなハイテクな印象は一切ありません。
抱き枕などとして市販もされているようですが、ふにゃふにゃでクチバシには硬い芯板が入っているので詰め物にもし難く、まあ、ひとことで言えば、役立たず、です。
スイカのペンギンに較べると、アクションのバリエーションに乏しく、フェースマークにしたら、なんだか分からない意匠になってしまうのも、哀しいトコロ。

着ぐるみにしても正立するとは思えず、今年の夏、10周年記念で、グッズもたくさん発売されているようですが、ゆるキャラというか、カモノハシ教授からイコちゃんに名前が変わってしまったように、ゆるんでしまったキャラだと思います。

簡易ブリスターパック

2013-09-02 22:27:52 | 脱線して底抜け
モデラーさんならどなたでもご存じのことなのですが、卵のパック、あれは比較的低温で軟化し、再加工が可能な素材で、型さえあれば熱湯で希望のカタチにすることが出来ます。
私が一番よく利用したのが、ジオラマのベース(特に砂地)や、縮尺の飛行機のキャノピー(プラのクリやパーツは分厚すぎる)で、原型(雄型)があれば、石膏、泥粘土、シリコーンシーラントなどで雌型をつくり、熱湯を注ぎながら木べらや耳かきなどで押さえて型に沿わせていきます。一個雄型を作っておくと便利なのが、乾電池用の型で、今では専用の電池入れが100均などで容易に入手できますが、大きな箱のなかでゴロゴロさせたくない場合などは、卵パックブリスターが便利です。金持ちなお方はペリカンボックスのフォームスポンジで、同様なものをつくっておられますが、こっちの方がコストパフォーマンス絶大でおすすめです。コツは、熱くしすぎて縮めないことで、特にサイズの大きな型を抜く場合、型の周りのパックを固定しておいて必要以上に熱で軟化したパックが型に入っていかないよう、型の中を伸ばしていくようにすると、割と上手くできます。小さめの桝などで、上手く四角く抜けるようになったら、ある程度の造形はラクに出来るようになります。何より、安く軽く、比較的丈夫に出来るのは、他の材料、発泡スチロール、フォームウレタンなどよりもずっと優れています。

HDS社のEDCシリーズ

2013-09-01 23:34:58 | 懐中電灯
今まで、個別に何本か紹介してきたHDSのEDCシリーズのLEDライト、拙ブログの得意技、集合写真にしてみました。
もっとも明るいのが、左端のHDS EDC R1B 200で、200ルーメン、同時にこの機種はデフォルトの設定のままで、数ルーメン、かすかに明るい程度の暗さまで、後部のリングを回すことで調整できます。他の機種も全てカスタムセッティングが可能で、CR123サイズの電池を一個使うライトとしては大型ですが、個人的には、このEDCシリーズが現時点でのEDCライトの完成型のひとつだと思ってます。
このシリーズの母体であるTwisty TR-85(右端)ですが、とある日本の懐中電灯WebshopがHDS社に打診、分厚いレンズ組み込み用の部品の金型代、コンセプトなどを提供して、産まれました。どの製品にも共通するのがタフネスさで、外部からの衝撃で壊れることのないよう樹脂で封入された3枚の基板、+-両極ともスプリングを用い、確実な導通と、電池を衝撃から保護する接点の構造、先述した分厚いレンズと頑丈なステンレスベゼルなど、過剰とも思えるほどです。
同時に、様々なカスタマイズが可能になっていて、どれもが一つのスイッチの1~2ステップの操作で実行できます。



全てを発売当初に入手しているので、この7本で14万強、懐中電灯としては破格の値段ですが、個人的には全く納得できる製品で、”どれか一本か二本でいいんじゃない?”という外野の声には、その機能、耐久性を余すところなく、時間を費やして説明することで対抗しています。