医療費高騰

アメリカの医療費の高騰の構造は、政府による管理の弱さが逆に市場原理を働かせる方向に作用して、技術開発や新薬開発などへのインセンティブが強くなることが挙げられます。これが医療技術の発展を促す一方で、医療費を上昇させ、ひいては保険料高騰に拍車をかけていると言われています。医師がそれぞれの裁量で治療費を決定できる自由診療や、訴訟にそなえた医療過誤保険、不健康者人口の増加、さらには利用者の認識不足による医療機関の過度利用なども指摘されています。日本でも一部に似た状況は見られると思われます。

GM

・ＧＭは、１９９７年から２００３年の間に生産した１５０万台の乗用車に火災の危険性があるとしてリコールをしています。
・アメリカ、グリーティングカードの大手、ホールマークは、９２００人の従業員の内、５５０人から７５０人をレイオフする予定です。
・アメリカ労働省は、３月の卸売り物価が、ガソリンやその他のエネルギー製品、食品の大きな下落により１．２％下がったと報告しました。
・エネルギー情報管理局は、今年の夏のガソリン価格は、昨年の３．８１ドル/ガロンから、平均して２．２３ドル/ガロンになると予測しています。