雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

一騒動

2008-01-11 11:32:14 | Weblog
水曜日、大正琴の練習日。

迎えに来た夫が
お義母さんから電話があったぞ。
すぐ、掛けてみろ!

母の電話は珍しいから
何だろう?と掛けたら・・・

M(弟)が
今住んでいるところから
Mの店の奥へ移れと言う・・・と涙声。

そんなこと無いやろ!

いいや、前にも言ったりしたことが有るけど
今度は、強い調子で言った!
私は、ここに住みたい!
ここ2~3日、落ち込んでるのよ。

かなり、狼狽えた様子。
妹二人にも電話したが、
ヒバリ(三女)は会議中でダメだった由。
変だと思ったので
一度電話を切って
すぐに、M(弟)に電話。

Mは、開口一番
ばあさんが何か言ったのか?
今、K(次女)からも言ってきたが、
ワシはそんなことは、言っていない。
来るべき時が来たのかと
感じている…と冷静。
母を叱ろうかと思ったが
これはもう、受け入れるしかない…とも。

母の住んでいる家は
築百年を超す。
父が生まれ育った家で
売るなと父から言われているし
売ると言っても、買い手がない。
母が、気の済むまで住めば良い。

何の心配も要らないと
あんたから言ってやってくれ。

Mにねぎらいの言葉を言って
電話を切った。

すぐ、母に電話。
Mの言葉を伝えたら、
Mに聞いてくれたのね。
それなら、安心した。
2~3日、どうしようかと
ホントに落ち込んでいたのよ。

Mに迷惑を掛けないように
お母さんも
もうちょっと頑張ってね。
毎日は、本当に大変なんだから。

うん、そうする。
(でも、母は相変わらずだろうなぁ)

会議中のヒバリにはメールで
事の一部始終を知らせた。

Kに、電話。
Mの言葉を伝えた。
Kは、一番ノーテンキな人で
自分は母の世話を何もしないのに
強い調子で非難の言葉を発する。
Mにちょっと言い過ぎたかも…と
反省していた。

Kは娘時代は明るくてユーモアがあると
父のお気に入りだった。
連れ添った人に潰されかけて
宗教に入り込んでしまった。


ややあって、ヒバリから電話。
会議の休憩時間らしかった。
取り敢えずの話で電話は切れた。

しばらくして、また、ヒバリの電話。
会議が始まるけれど
ちょっと抜けさせて貰って
母の様子を見てきた。
(サクサクサクと歩きながら話している様子が・・・)
母は、惚けていない。
Mが時に、母に八つ当たりすることがある。
それを母が、真に受けてしまったようだ…と。

おや?温度差が・・・。

Mも、歯がゆいんだと思うけど…とのことだった。

気分転換に、どこかへ連れて行くか
T屋さんでお洋服でも作るかするわ!

じゃあ、お願いね。



一日経って、昨日夕方
母に電話してみた。

どう?昨日の件、落ち着いた?

昨日???何だったかね?

     

ハハハ、忘れてるくらいなら
もう、大丈夫やね。
12日土曜日、行くからね。
泊まらないよ。

ほんと
何日って?

12日よ。土曜日よ。

楽しみにしてるよ!
力を込めた返事だった。