
18年昔、娘が卒論に村上春樹をとり上げるというので、
なんで村上春樹なの?と思っていた。
卒論とどうしても結びつかないな~と・・。
この歳になり、先入観を捨てるという課題で
短編を読む。
表題の「神のこどもたちはみな踊る」をはじめ、
6篇の短編が「地震のあとで」という連作に
なっている。 地震とは阪神淡路のことだが・・。
いや~、おもしろかった!
先入観というものは自分にとって損だな。
特におもしろかったのが、
「かえるくん、東京を救う」という一編。
そこはかとなく情緒ある文章が気に行った。
いや、気に入った!