この画像は、ちょっとボケてますが、フンザの砂漠を登っていく親に虐待され捨てられた4歳の子供です。
宮本輝さんの原作の映画化。
この子の親も描かれているが、どうしてこんなにピントがずれているんだろうと言う人達で、でもこういう人は案外現在では多いかもしれない。
4歳にして言葉も出てこないほど深く傷ついた子供。そして不妊により自分の価値を否定された女性。第一線の営業マンであるが、会社の在り方に疑問を持つ男。リストラ問題で悩む量販店の社長など、現代社会の縮図の中で、本来大人はこうでなくちゃね!と思わされた。
どんなに大変でも、この子どもを守り育てていってほしい、血のつながりだけが絆じゃないよと共感した。
フンザの自然の中で浄化され、人生は単純に考え、幸せになるもんだと言うメッセージが伝わってくる。