市川海老蔵の「利休にたずねよ」を観て来た。
一般受けはしていないようだが、ずーと以前に読んだ野上弥生子さんの
「秀吉と利休」が素晴らしい本だったのを思い出して・・。
今回の原作も直木賞をとっていて、新しい解釈はどんな風だろうと興味があった。
又、市川団十郎さんも師匠役で登場する。
若い日の利休の恋(高麗の女性)のエピソードが、
朝鮮出兵に反対したとされる史実の下敷きになっていた。
金づくしの茶室を作る秀吉と利休の審美眼はどうしても相容れない。
利休に対する秀吉の妬心も大きな要素とされる。
私は、面白く観た。