図書館で、中勘助の「菩提樹の陰」その他とともに、詩集を借りる。
あまり借りる人がいないらしく、すぐに届くのが良い。
夏目漱石が、中勘助の若い時の作品「銀の匙」を推薦したというが、
詩と随筆がまたすばらしい。
特別難しい言葉を使わず、普通の人が日常の中で見逃してしまうようなことを
細やかな愛情(特に子供や生き物)の感じられる詩にしている。
又、リズムの感じられる表現にも、すっかりやられました。
詩はちょっとした隙間の時間に読めるし、中勘助さんの詩は、
短くても小説を読んだような満足を感じる。
今日、おじいちゃんが、右腕が少し痛いのは、「豚肉がいいらしいな」と言った。
よく聞くと、血流改善に豚肉がいいという情報をテレビかなにかで得たらしい。
耳が悪くても、このごろはテレビの下にテロップが出るからね~。