このところ103歳の父は、椅子から立ち上がるのが大変になってきた。
それでも庭に出たいようだが、ちょっと寒いので
「もうすぐ暖かくなるから、それまで待っててね」と言う。
「変位性のめまい」だった妹が、昨日ゆっくり歩いて、父の家に来た。
眼の前が真っ白になったり、ぐるぐる回ったり、
真っ暗な中、落ちていくのを味わった妹は、
「今回はお父さん(夫)に遺言しちゃったわよ、」
でも結局はくだらないことで、保険請求してとか税金の確定申告とか・・
後で考えたら馬鹿みたいなことが多かったと言う。
自分がトイレにも行けない状態になり、おじいちゃんどころではなくなってみて、
人生観も変わったことでしょう。元にもどるまで後すこしだね。
「おとうさんったら人が苦しんでるとき、夢見てるのか?だって!」