今日は予定していたおじいちゃんの血液検査の日。
お休みをとって、朝から出かける。
例のごとく二人がかりに・・・。
病院が開く30分前に受付をすませるため出かけたが、
すでに10人ほど待っている。
「だいたいこのくらいの時間になりそうよ!」
弟に電話してその時間頃に車で連れてきてもらう。
待合室で長く待たされるのは99歳には苦痛この上ない。
「これにお小水をとってください」
「あっ!尿検査も?」
「済ませてきちゃったよ。でも出るかな?」
なんとかOK!糖・蛋白・潜血なしで結果OKだった。
血液を採ってくれた方が、年齢を知り、
「まあ、素敵!」
歳がいっても元気なことは素敵なんだな~。
子ども孝行な親で有難い。
「45日分の薬をもらったよ!」耳元で言うと、
「ああ、正月がくるからな」と、
耳は悪いが、頭は大丈夫でホッとする。
今日が初日の「武士の家計簿」を見に行った。
館内は満員である。
初日に見たい人が多いらしい。
古文書に基づいている実話だそうで、
武士が武士としての体面を保つのに苦労した様子がわかる。
借金の返済の仕方として家財などの処分は、
真っ当な対処だったろうと思う。
それだけの財産はあったんですね。
残債を無利子の月賦にさせるなど、
古文書の詳しい読みこみもあったと思う。
加賀藩が「けむりで蚊が(加賀)逃げた」といわれる
幕末の難しい局面への対処の様子も・・。
3代も会計係として生きた武士の生活が
現代でも分かるようにえがかれている。
お助け米の不正を数字から調べるというのは
世渡りという点では大変なことだったと思う。
正義というより、数字が会わないのが気持ち悪い
と、いう感じがいいと思う。
内部告発はいつの時代でも大変なもの。