なんじゃあこりゃああ!
「ふなばしアンデルセン公園こども美術館」のエントランスホールに驚きの作品が展示されている。
これはなんだ?と近寄ってみると家庭に普通にある「洗濯バサミ」をつないでで作った「円柱」であった。
なんと約1万個も使われているそうだ。
こども美術館では「幾千万の洗濯バサミから見える世界」展が開催されている。作者はアーティストの高本敦基さん。
高本さんは、日常の生活用品を使った造形作品を手掛け、2014年に洗濯バサミアートで「岡本太郎現代芸術賞」特別賞を、同年、「岡山芸術文化賞グランプリ」を受賞。15年には福武文化奨励賞を受賞。
更に驚きなのは2階の展示室のメインの作品「The Fall -たき-」(幅5m、奥行き17m、高さ4m)
2つの大きな滝から大量の水が地表にあふれる様子を洗濯バサミで表している。
とても幾何学的で美しい。配色はどうやって決めたのだろうか?
ピンク、黄、白、青など色とりどりの洗濯バサミをなんと約6万個使用し、延べ15人が4日間かけてつないだそうだ。
エントランスの円柱と合わせて約7万個。気が遠くなる数だ。