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夏の花:オサ・プルクラ

2021年06月05日 | 花さんぽ・花めぐり

’210602 ローアングルで見た花

つくば植物園の熱帯資源植物温室に白い珍しい花が咲いているとのことで見に行って来ました。

日本国内では滅多に見られないそうです。

一見すると「エンジェルストランペット(ブルグマンシア)」に似ています。

花名は「オサ・プルクラ」(Osa pulchra)というアカネ科ユキノシタ属の常緑低木。

現地でもかなり個体数(30個体前後)の少ない、希少な植物とのことです。

この種は1属1種で、コスタリカとパナマの2カ所だけに自生。

属名の「オサ」は、コスタリカのオサ半島に由来し、種名の「プルクラ」はラテン語で美しいという意味を持つ。

2014年に京都府立植物園で米国のハンチントン植物園から譲受された種子が発芽し、国内で初めて開花したとのことです。

直径約12㎝、長さ約30㎝の花は白色のトランペット形で、充実した枝の葉腋につき、垂れ下がって咲きます。

葉は対生につくので2花づつ咲き、夜間に芳香を放つそうです。

(※筑波実験植物園と京都府立植物園の解説を引用)