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春の花:紫釣鐘躑躅

2022年05月17日 | 花さんぽ・花めぐり

'050514「ムラサキツリガネツツジ(紫釣鐘躑躅)」(Menziesia multiflora var. purprea

「ウラジロヨウラク(瓔珞躑躅)」(別名:ツリガネツツジ)の変種です。

'220506 ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木 樹高:1mほど

富士山や箱根・丹沢周辺に自生 日本固有種 絶滅危惧ⅠA類(CR)

花期:5~6月 花冠は長さ15mmほどで釣鐘状の赤紫色の花を咲かせる。 

先端は浅く5裂する。葉、花柄や萼の周りに長い白毛がある。

なお、ラベルには「ハコネツリガネツツジ(箱根釣鐘躑躅)」となっていた。

<追録:'220608>

しかし、ハコネツリガネツツジ」は、花冠が白色で先端が紅紫色を帯び、花柄や萼に腺毛のないものとのこと。

ハコネツリガネツツジ」の別名を「ムラサキツリガネツツジ」としているサイトもあり、今一つ不確か?です。

同じ仲間の「ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)」(Menziesia multiflora var. longicalyx)です。

分布:北海道、本州(東北地方、関東地方北部、北アルプス)

花期:5~6月

花の様子が仏像が身につけている装身具(瓔珞)に似ていること、葉の裏が白いことから名付けられた。

こちらも「ウラジロヨウラク」の変種で、それと比べ、がく片が長いのが特徴

<追録:’220608>

こちらもラベルには「ハコネツリガネツツジ」となっていました。

花冠が白色で先端が紅紫色を帯びていますが、花柄や萼に腺毛があるので違うようです。