一昨日から1泊二日で4週間ぶりにフルハウスに行ってきました。雑草がボウボウ状態。
この二日間は最高気温が26~30℃。この両日を逃すと暫くは33~35℃の予報です。
気温は低めといっても蒸し暑く、完全防備の草刈り作業は大変辛いものでした。
帰路は雷雨で土砂降り。道路は冠水し視界不良。目の前での稲妻、恐ろしや!
果実には先端がかぎ状の湾曲した2本の角が付いている「ツノゴマ(角胡麻)」と「キバナツノゴマ(黄花角胡麻)」
ツノゴマ科ツノゴマ属の一年草で食虫植物。
<キバナツノゴマの拡大模型>
どちらも実が熟すと先端から二又に裂け、かぎ爪のような形の実をつけることからこの和名が付きました。
自生地では、このかぎ爪が通りかかった野生動物や人間などにひっかかることで種を散布します。
果実は木質化する前はオクラのように食用可能。(生は苦いようです)
両種の違いは「花色と果実」の大きさです。
「ツノゴマ(角胡麻)」(Proboscidea louisianica)
西インド諸島からアメリカのテキサス州、ユタ州、ニューメキシコ州に自生します。
人間にとっても困った存在であることら「タビビトナカセ(旅人泣かせ)」の別名がある。
花色は乳白色または淡赤色,淡紫色。中心部に黄色または紫色の斑点がある。
果実はキバナツノゴマより小さく10㎝ほど。
「キバナツノゴマ(黄花角胡麻)」(Proboscidea lutea=シノニム:Ibicella lutea) 南アメリカ原産
ツノゴマより実が大きい(15㎝ほど)ことから別名:オオツノゴマ(大角胡麻)
果実の特徴から英名でdevil's claw(悪魔の爪)などとも呼ばれる。
草丈:50cmほど。7月~9月に黄色い花を咲かせ、葉裏等には短い毛が生えており、粘着性がある。
実が熟すると外皮が剥がれ落ち、種殻が現れる