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冬の華・サザンカ(サザンカ品種群②)

2024年12月30日 | 花さんぽ・花めぐり

続きです。「サザンカ(サザンカ品種群)②

東京農工大学元教授で、日本ツバキ協会の箱田直紀会長によると、

「サザンカは表で咲く、椿は裏で咲く」、「サザンカは寒くなると咲く、ツバキは寒さが遠のくと咲く」と解説されています。

なお、原種のサザンカの花色は白色ですが、江戸時代前期よりより多数の園芸品種が栽培され、現存品種数は約300種のあるそうです。

 

今回はサザンカ品種群の中で<江戸サザンカ><肥後サザンカ>と呼ばれる独自の品種群です。

<江戸サザンカ>

’紫雲台(シウンダイ)’

’雪山(セツザン)’

’犬張子(イヌハリコ)’

’月の暈(ツキノカサ)’

’見驚(ケンキョウ)’

’橋立(ハシダテ)’

’爪折笠(ツマオリガサ)’

‘快童丸(カイドウマル)’

’千代鶴(チヨヅル)’

’緋の袴(ヒノハカマ)’

’東雲(シノノメ)’

’宝合(タカラアワセ)’

’雪月花(セツゲツカ)’

’三国紅(ミクニベニ)’

’御美衣(オミゴロモ)’

’支那の都(シナノミヤコ)’

’大盃(オオサカズキ)’

 

<肥後サザンカ>

肥後六花」の一つで江戸時代から明治時代にかけて熊本藩士とその後裔(こうえい)によって育成された。

’桜月夜(サクラヅクヨ)’

’銀月(ギンゲツ)’

’緋の司(ヒノツカサ)’

’肥後雪山(ヒゴセツザン)’

’大空(オオゾラ)’

’肥後桜(ヒゴザクラ)’



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