山野の崖や岩上に見られる「ホタルカズラ(蛍葛)」(Lithospermum zollingeri)
和名は、草むらの中に点々とつける花の色をホタルの光にたとえたことに由来。
開花後、根元から横にはう長い匍匐枝を出すのでカズラの名がついたそうだ。
別名:ホタルソウ、ホタルカラクサ、ルリソウ
ムラサキ科ムラサキ属の常緑多年草 草丈:15~25㎝
北海道~沖縄、朝鮮半島、台湾、中国に分布
花期:4~5月 花は鮮やかな青紫色。花径15~20mm、裂片には白い5本の稜がある。
葉は互生で、狭長楕円形。茎と葉にはざらつく毛が生える。
「ミヤマホタルカズラ(深山蛍葛)」(L. diffusum:リソドラ・デュッフーサ)
ムラサキ科ミヤマホタルカズラ属の常緑低木 樹高:15㎝ ヨーロッパ南部に分布
「ミヤマホタルカズラ (深山蛍葛)‘スター’」(L. diffusum ‘The Star’)
白地に鮮やかな青の縞が入る園芸品種。