栃木県特産の「干瓢(かんぴょう)」が苦境に立たされてるそうです。
干瓢は「夕顔」の実(ふくべ)を帯状に剥いて天日干したもの。(写真:最下段)
県南部(上三川町他)で生産しており、国産シェアは98%。といっても国内供給量の約8割は中国産。
ここでもマスク同様、中国依存。中国にとっては唯一の輸出先が日本とのことです。
今年はコロナ禍の影響で料理の具材など業務用需要が激減。また2年連続の長梅雨で生産にも影響等々。
朝顔や昼顔などはヒルガオ科の植物で別種ですが、夕顔はウリ科の一年草で「ヒョウタン(瓢箪)」と同一種です。
瓢箪がインドに伝わって栽培されるうち、苦味の少ない品種が食用のものとして分化、選別されたと考えられているそうです。
「ダンゴギク(団子菊)別名:ヘレニウム」。キク科の多年草(一年草扱い)
花の中心部が丸く盛り上がって目立つ、代表的なオータムナーレ種。
開花期は6~10月。種類や品種によりますが、2~3回咲くものもあります。
草丈は60~1m。夏の花壇を彩ります。単体ではあまり見栄えがしないようです。
育てやすく、庭に植えたら植えっぱなしでよく、初心者向けの宿根草とのこと。
夕顔は初夏にかぼちゃの黄色い花を白くしたようなイメージの花が咲きます。
実の収穫は6月下旬~8月下旬、1玉7~8kg(高さ35~40cm)です。
夕顔という名前は、 花が夕方に咲き、朝には萎んでしまうところに由来。
細長い「長夕顔」と、干瓢の主たる原料となる苦みの少ない球状の「丸夕顔」に大別されます。
夕顔の実は「ふくべ」(瓢)と呼ばれ、それをほ(干)したものだから「干瓢」だそうです。
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