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スプレーマム(スプレー菊)

2024年11月23日 | 花さんぽ・花めぐり

スプレーマム(スプレー菊)」(英名:spray mum)は、日本の菊がアメリカに渡って逆輸入された米国産の小中菊です。

パステル調の花色、花が1茎にスプレー(分枝)状に多数花を咲かせます。

キク(菊)」の学名はChrysanthemum morifolium:クリサンセマム・モリフォリウム

日本には1974年に愛知県豊川市にはじめて導入されました。

キク特有の花持ちの良さと、バラエティーに富んだ花色・花形が特徴です。

花は径3~6㎝ほど。花色は、白・黄・ピンクの他、赤・オレンジ・緑・複色など多彩。

また、花型は花びらが一重で、花の中心に花芯が見えるシンプルな”一重咲き”以外にも、

花の中心がアネモネの花のように盛り上がって咲く”アネモネ咲き(丁子咲)

(※写真は古典菊で丁子咲きの’牛若丸’かもしれません。)

’ゼンブラライム’

花びらが八重で、花の中心が見えないほど花びらが詰まっている”デコラ咲き

’アブロン’

花びらが八重で、こんもりとした半球状になる”ポンポン咲き

一重咲きで、花弁の花の中心部に近い部分が筒状で、先端がスプーンのような形をした”スプーン咲き

変り咲き”など様々な形があります。



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