「スプレーマム(スプレー菊)」(英名:spray mum)は、日本の菊がアメリカに渡って逆輸入された米国産の小中菊です。
パステル調の花色、花が1茎にスプレー(分枝)状に多数花を咲かせます。
「キク(菊)」の学名はChrysanthemum morifolium:クリサンセマム・モリフォリウム
日本には1974年に愛知県豊川市にはじめて導入されました。
キク特有の花持ちの良さと、バラエティーに富んだ花色・花形が特徴です。
花は径3~6㎝ほど。花色は、白・黄・ピンクの他、赤・オレンジ・緑・複色など多彩。
また、花型は花びらが一重で、花の中心に花芯が見えるシンプルな”一重咲き”以外にも、
花の中心がアネモネの花のように盛り上がって咲く”アネモネ咲き”(丁子咲)や
(※写真は古典菊で丁子咲きの’牛若丸’かもしれません。)
’ゼンブラライム’
花びらが八重で、花の中心が見えないほど花びらが詰まっている”デコラ咲き”、
’アブロン’
花びらが八重で、こんもりとした半球状になる”ポンポン咲き”、
一重咲きで、花弁の花の中心部に近い部分が筒状で、先端がスプーンのような形をした”スプーン咲き”
”変り咲き”など様々な形があります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます