田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

春の花:上溝桜

2020年04月15日 | 花さんぽ・花めぐり

15年前の5月1日、「茨城県植物園」(那珂市)に行くため、常磐道那珂I.Cを降りると、料金所の手前の「上溝桜」が満開でした。

八重桜や染井吉野に比べればかなり見劣りしますが、ブラシの様な穂状の花が大量に咲いていて圧倒されました。それがこの写真。

ウワミズザクラ(上溝桜)」(Prunus grayana) 

別名:ハハカ バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木

’050430 県立房総のむら:栄町 

花期:4~5月。葉が開いてから、本年枝の先に、長さ6~8cmの総状花序をだし、白色の5弁花の花を多数密に咲かせます。

よく似た「イヌザクラ(犬桜)」も総状花序を出しますが、「ウワミズザクラ」は花序枝に3~5個、葉がつく事で区別できます。

山野に生え、樹高は約10 ~15 m。

’050806 果実は長さ6~7mmの卵円形で先が尖り、8~10月黄赤色から黒く熟す。黒く熟した実は果実酒に使われます。

香りのよい、若い花穂と未熟の実を塩漬にした杏仁子(あんにんご)が、新潟県を中心に食用にされるそうです。

こちらが「イヌザクラ(犬桜)」。ウワミズザクラのように花序枝に葉がついていません。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿