田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

座繰機(ざぐりき)

2017年10月28日 | 古民具っていいなぁ。
繭から生糸を紡ぐ道具で、左手で取っ手を回すとそれと連動する木の歯車によって糸枠に糸が巻き取られます。
骨董市で見つけてオブジェにと購入しましが、完全品かどうかも判りません。

どこに飾るか思案しているうちに2年たってしまいました。
最近、確認していないけど、納屋に保管しているのでもう虫食い状態かも?
昔の物ってなぜか心を惹かれますよね。(いーちゃんだけかも)


<追録>

これは我が家に有ったものですが、座繰機の一部でしょうか?(H27.10)

分解しました。木で出来た歯車を何かに使おうと考えています。(H30.4)

旧矢中龍次郎邸:つくば市

2017年10月28日 | 古民家っていいなぁ。(県外)
9月末、筑波山麓南のつくば市北条地区に建つ「旧矢中龍次郎邸」を友人達と見学してきました。(北条地区は北条米で有名で、昭和時代初期には皇室に献上されていた特別栽培米だそうです。)
「矢中の杜」として一般公開しています。


建物の外観は一見すると普通の住宅のようですが、昭和13年から18年にかけて建築された古民家で、「国登録有形文化財(建造物)」になっています。建築面積(本館・別館)は、200㎡もあるそうです。敷地面積は約770坪です。

「矢中龍次郎」氏は、セメント防水材のマノールなどを開発した研究者で、(株)マノールの創業者です。
この龍次郎氏の研究成果が反映された独特の構造や材料が随所に取り入れられています。


本館、「表玄関」内部。本館は居住部分

居間に通じる廊下の杉の板戸(鶴の絵)。裏にはボタンの絵などが描かれています。こちらも南部春邦の絵

玄関ホールに置いてある日本画家「南部春邦」の衝立

「居間」(10畳)。神棚と両開きの襖で閉じられた仏壇。反対側にはテレビなど昭和レトロなものがあります。

欄間と昭和レトロな振り子時計

北側の廊下(居間と座敷北側)。

「くれ縁」の廊下。床板は幅広の欅板を使用。

床のある「座敷」(8畳)

「書斎」(7.5畳)。机や本棚は当時のままに置かれているそうです。

「内玄関」(3畳)。障子が閉まっていますが、開くと土間があり、玄関の引違引戸があります。

内玄関となりの「女中室」(6畳)?


別館、「洗面・脱衣所」

別館、総欅づくりの階段

別館1階、「食堂」(14畳):和洋折衷で豪華な調度品などがありました。鮮やかな板戸絵(南部春邦作)が見事です。
小壁には全国の国立公園を描いた北川金鱗の水墨画が飾ってあります。

食堂天井、こちらも換気ができるのでしょうか?。照明も昭和レトロでいいですね。

かなり高価と思われる桜材でできた戸棚。天板は5mもある一枚板で出来ています。


別館、暖炉のある「応接間」(12.5畳)。テーブルや椅子で畳を傷つけないように、脚に取り付けた横木がありますね。これを「そり」と言うそうです。初めて名称を知りました。

マントルピースと電気ストーブ。上には昭和天皇の写真が飾ってありました。

床の間のある「応接間」(12.5畳)。書院は付書院、障子は組子細工。床柱は四方柾目のようです。

珍しいガラスの入った襖。



台所と繋がる「炊事場」:竈や井戸など。

ああいい気持。でも・・・。

2017年10月27日 | 昭和の杜で田舎暮らし

今日は久しぶりの快晴で大変気持ちがいい陽気です。

先日の台風21号の強風で多くの枝が折れたり、落葉しました。

これを掃き集めるのに無理をしたため、腰が痛くなってしまいました。

少し動くと汗がしたたり落ちるほど暑く、まだ僅かですが蚊がいて何カ所か刺されてしまいました。

今年は柿が豊作ですが、渋柿だらけで、甘柿は1本しかありません。高木なので収穫が大変です。

何も手入れをしていませんが、毎年美味し実がなります。本当は摘果をすれば実が大きくなると思いますが。

'171027 こちらは「渋柿」、でも美味そうに見えませんか

'1710o8 こちらが「甘柿」 種類は判りません。


三輪~MIWA~:一宮町

2017年10月25日 | お気に入りのお店(BOSO編)
一宮町の「三輪~MIWA~」です。今年の5月下旬にあーちゃんと行って来ました。
店名の由来は、奈良で有名な大神神社(おおみわじんじゃ)、別名三輪神社から名づけたそうです。

一宮町は2020年東京オリンピックのサーフィン競技会場に釣ヶ崎海岸が選ばれたこともあって注目されています。

昭和レトロな雰囲気の外観で、店内も落ち着いた内装です。

周辺は田んぼなど里山風景が広がっています。
こちらの店は、大阪から移住されたご夫婦が経営されています。

店内の様子。自家製にこだわって作っているそうです。

「こだわりのハンバーグ」に「自家焙煎のコーヒー」が付いています。

あーちゃんが頼んだのは「チキン南蛮フライ」。コーヒー付きですが、アイスコーヒーに+50円で変更しました。
1回しか行ったことがありませんが、とても美味しく頂きました。また行きたいと思います。


チョコレート色の花?

2017年10月23日 | 杜の木々(フルハウス)

これの花はなんという木の花でしょうか?

’'1704 答えは、ポーポー(別名:ポポー、アケビガキ)という木の花です。

バンレイシ科アシミナ属の落葉高木 北米原産

あまり見かけませんが、フルハウスにはかなり大きなポーポーの木がありました。

しかし、昨年の台風で根元から倒れてしまいました。がっかり。

それまでは実も生っていました。甘くてバナナとマンゴーをミックスしたような味がします。

'081012(茨城県植物園) こんな実が生り、初秋に熟します。

'1706 こぼれ種で発芽し、今1~2m位の木が何本も生えてきています。

花は咲きますが、まだ実はなりません。(真ん中の下の方の小木は”イチジク”です)


'1804