田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

冬~春の花:吹雪花

2022年12月16日 | 花さんぽ・花めぐり

「あなたの静岡新聞」に次ぎのようなタイトルの記事(11月11日)がありました。

「サッカー王国」静岡 かつての輝きはどこに

今から24年前の'98、サッカーW杯フランス大会では22名の日本代表の内、中山、名波など、なんと10名が静岡県出身者であった。

中でも清水商と清水東出身者が小野、川口など6名もいた。'90日本代表の三浦知良も静岡出身。

ところが今回のカタール大会では浜松出身の伊藤洋輝(シュツットガルト)のみで過去最少。

実際は静岡県の競技力が落ちたと言うより、全国のレベルが上がったという面も大きいそうです。

J1の磐田と清水のJ2降格が決まり、来季は県内クラブがついにJ1から消滅。さみしい限りです。

 

サバンナ温室で「フブキバナ(吹雪花)」(Tetradenia riparia)が咲いていました。

シソ科テトラデニア属の常緑低木状多年草 南アフリカ原産

 

花期:12~3月 シソの花に似たような白い花が咲きます。樹高:2~3m


冬の花:寒椿

2022年12月15日 | 花さんぽ・花めぐり

今年の冬至は22日、一年で昼が最も短い日。これは誰もが知ってること。

ところが日の入りが最も早いのは冬至の約半月前。この年齢まで知らんかった!(/ω\)

だから既に日の入りが少しづつ遅くなっています。

冬至の日は、北に行くほど昼間の長さは短くなり、札幌の日の入りは16時3分頃、東京は16時32分頃

30分も差があります。日の出が最も遅い日は冬至の約半月後です。

 

12月上旬に咲いていた「カンツバキ(寒椿)」(Camellia × hiemalisCamellia sasanqua) です。

ツバキ科ツバキ属の常緑低木 花期:12月~2月

サザンカとツバキの交雑種由来とされる品種で、花弁が一枚ずつ散るサザンカの特徴を持ちます。

‘シシガシラ(獅子頭)’ 横張り性の樹形、桃紅色、八重咲き、中輪、花の大きさ7~9cm。

樹高の低い本種を一般にカンツバキと呼ぶことも。這い性のため「這いカン」とも呼ばれる。

関西では現在でもシシガシラと呼ぶ。

奥郷の寒椿(三重県指定天然記念物)はシシガシラで、推定樹齢は約200年。

’カンジロウ(勘次郎)’ 花色:紅色、八重咲き、花の大きさ約8cm

立ち性のための ‘タチカンツバキ(立寒椿)’’タチカン(立寒)’とも呼ばれる。

’オトメサザンカ(乙女山茶花)’ 花色:淡桃色、千重咲き

’ガンジツ(寒椿’元日)’ 花色:濃紅色、一重咲き、大輪、輪蕊、花の大きさ約8.5cm

’ショウワノサカエ(昭和の栄)’ 花色:桃色、獅子咲き、花の大きさ約7.5cm

’コットン・キャンディ’ 花色:桃色、花の大きさ約5cm

 

 


シクラメンは種から育てる

2022年12月14日 | 花さんぽ・花めぐり

シクラメン」(Cyclamen persicum)は球根植物ですが、一般的な球根植物とは球根の構造が異なり、生産者はタネ(1~2㎜)から育てます。

12月に出荷するためには、株の大きさにもよりますが、6号鉢(18㎝)で13ヶ月前にタネを蒔くそうです。

シクラメンは暑さや寒さに弱い植物なので、温度管理が重要。

栽培はビニールハウスなど施設内で行い、冬季には暖房も必要なため加温設備を備えた施設が必須とのことです。

シクラメンには多くの品種がありますが、原種のシクラメンの場合は親株と同じ品種を育てることができます。

しかし、園芸品種の場合は、必ず親株と同じ品種とは限らないそうです。

先日、「あゆみ野農協安行園芸センター」(川口市内最大級の売り場面積を誇る植木・園芸の専門店)に行ったら様々な種類・サイズのシクラメンを大量に販売していました。

写真を撮るのが憚られる状況でしたので掲載写真は他所で撮った過去のものです。

別名:カガリビバナ(篝火花)、ブタノマンジュウ(豚の饅頭)

サクラソウ科シクラメン属の多年草(球根) 地中海沿岸地域原産

’ミニシクラメンふわもこ’ 

花期:10月~3月 花色は定番色の他、黄色、紫、青など 

’ブルージュエリーシリーズ’ 

因みに都道府県別出荷量の割合(R3)は、長野県が14%で最も高く、次いで愛知県が11%、千葉県が6%の順

’マカロンショコラ’

 

 

 

 


バンクシア・スピヌロサ

2022年12月13日 | 花さんぽ・花めぐり

オーストラリアには約70種のバンクシアが分布し、そのうち南西部の比較的乾燥する地域に約60種が分布します。

南東部にも数種のバンクシアが分布し、南東部の気候は比較的、関東以西の太平洋側の気候に近く、日本でも鉢植えや地植えでも育てることができます。

’221204 埼玉県花と緑の振興センター東園 

バンクシア・スピヌロサ」(Banksia spinulosa)のブラシのようなオレンジ色の花が咲いています。

小さなが集まって大きな花に見える穂状花序です。

本種は関東以南では問題なく露地植えできるとのことです。

'211126 筑波植物園サバンナ温室

英名:ヘアピンバンクシア オーストラリア原産

ヤマモガシ科バンクシア属の常緑低木  樹高:1~3m

spinulosaは「針のような」という意味があり、鋸歯のある細い葉が特徴です。

フラワーアレンジメントやドライフラワーなどの花材として人気があるそうです。

花後にできるユニークな形をしたまばらな果実。

殻が固く閉じた実は、山火事で焼かれた時にだけ堅いタネのさやが開き、タネが飛ぶというユニークな繁殖をすることでも知られます。

種を取る時はオーブンで焼くそうです。

ウォールム・バンクシア」(Banksia aemula=バンクシア・アエムーラ)

葉は光沢があり、大きなギザギザ鋸歯が目立つ

花は淡い黄色です。

 

バンクシア・グランディス」(Banksia grandis

バンクシア・エリキフォリア」(Banksia ericifolia) 

英名:ヒースバンクシア エリカのようにも見える葉形も独特です。

バンクシア・インテグリフォリア」(Banksia integriforia) 

英名:コーストバンクシア  


さいたま市園芸植物園

2022年12月12日 | 日本っていいなぁ(花とみどりと遊びのスポット)

’16の「新語・流行語大賞」で長友佑都の「アモーレ(愛する人)」がトップ10に入り話題となった。

今年も「ブラボー!」がトップ10に入るのかと思いきや、有力候補三十語は11月上旬には発表され、ブラボーは審査対象外。

余談ですが平愛梨が子供(4、3、1歳:男の子)を3人連れて観戦にきていたのが印象的でしたね。

因みにプロ野球の村上宗隆選手を指す「村神様」が大賞に選ばれたそうです。知らんけど。

先日(12/4)、初めて「さいたま市園芸植物園」(緑区大崎3156-1)に行ってきました。

隣接市の川口市(安行)には時々行くのに同園は存在すら知りませんでした。

川口市安行は江戸時代から植木の産地として名高い地域ですが、隣接するさいたま市の東南部地域も緑の供給地として知られています。

また、盆栽で有名な緑区盆栽町。NHK Eテレ「趣味の園芸」の元キャスターで盆栽町の清香園5代目家元で盆栽家の山田香織さんの名前をご存じの方も多いと思います。

同園は約3.5haの敷地に、大、中、小の花卉展示温室と花木園、見本庭園などがあります。

また、年間を通じてさくら草展・盆栽展などの催し物も開催されています。

「タビビトノキ(旅人の木)」別名:オウギバショウ(扇芭蕉)↑

大温室は熱帯植物温室は花木類や観葉植物などが展示され南国気分が味わえます。

「カカオ」↑

中温室はマンゴー、バナナなどの熱帯果樹を主に展示されています。

「カトレア・メモリア」↑

小温室は花の女王カトレアを中心とした洋ラン温室です。

「マホニア’チャリティー’」↑

花木園はさいたま市内で育成が可能な植物が育成展示されています。

「イチゴノキ」英名:ストロベリーツリー↑

なお、入場料・駐車場料金:無料。開園時間:9:00~16:00(花き展示温室:10:00~)

今度は花の盛期に行きたいと思います。