みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 定期受診の1日

2018-12-05 05:12:42 | 日記
今朝は4時半にめがさめた。6時間余りねた。私が寝れたということは梅やんも寝れたということだ。今日は私が胃カメラ検査うける日、胃潰瘍がなおっているかみてもらう。コップに2杯の水を飲んだ。朝食は抜きで病院に行く予定だ。

昨夜のこと、梅やんは木沢診療所からもらった薬をカバンから引っ張り出して見ていました。私が起きて薬を取り上げると、「薬をどうして取り上げるのか」といいます。私が床についていると、茶の間で何度も何度も電話機のボタンを押している音がします。私が起きて、チィおばは今夜は徳島市へ出ているから電話しても居らんよ、早く寝ろ、と言うとやっとふとんに入りました。
多分、独りで居る夜はこのようにしてずっと起きているのでしょう。

昨日は一日中、曇り小雨でした。私は戸外での仕事が出来ないので、午前中は郵送された新聞をまとめ読みしてボーっと過ごし、午後から坂州へマッサージしてもらいに行きました。私より5つ6つ歳下の、中途失明した女性マッサージ師です。彼女は中学生の頃から眼が悪くなったそうで、徳島市の県立盲学校高等部に進学してマッサージ師の資格を取られた方です。その母親が認知症で梅やんと同じくらいの状態です。イズリハという山の中の家にいたけれど坂州に出て来ており、近くに妹さんが住まわれていて世話して下さるそうです。

木沢診療所での診察は15番目、遅い方ですが、デイサービスを終えてからちょうどいいのです。医師から梅やんが先月に上那賀病院で検査したCTとMRIの説明をしていただきました。大きな異常は見られないとのことでした。2週間分の薬をもらいました。が、骨粗しょう症の相談をするのを忘れてしまいました。次回にしよう。外に出ると、もう薄暗くなりかけて診療所の灯りがはっきり見えます。そのまま、近くのマツモト理容店に寄り、梅やんはひと月ぶりに散髪をしてもらいさっぱりしました。

夕暮れの木沢診療所

早朝にサルが来て鳴いています。ホーという短い鳴き声です。では、今日はこの辺で。