みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 「坂州不整合」の看板の前で

2018-12-06 04:08:33 | 日記
午前4時、朝のご飯を仕掛けようと起きた。まだ1膳分あるからやめた。
私はパンにすればよい。昨夜の梅やんは、9時を過ぎてもジーッとデイサービスの連絡帳を見て起きていたので、取り上げて寝さしたのだ。私の胃の内視鏡検査結果はちゆしていた。医師は右の鼻からカメラを入れてうまく操作して、じょうずだ。胃薬は続けることにした。
上那賀病院が早く終わったので、坂州のデイサービスにより梅やんの紙オムツ代を支払い、その後、坂州木頭川の河原に降りてみました。「坂州不整合」という国指定の天然記念物の看板が目を引きます。
この地域は山々が深く切れ込み、底を清流が流れ、新緑や紅葉が美しい。石灰岩の白滝が高い所に露出しています。大雨が降れば大災害のじすべりになります。その地形を利用して那賀川の電源開発が行われ小規模のダムが各所にあります。これらは、大昔の地球の海底が盛り上がりシワのように大変動を起こして出来上がったものでしょう。

私は、看板が国の指定を受けた月、平成23年2月と看板が設置された月、平成24年3月に注目しました。平成23年2月から平成24年3月は梅やんが頭の病気を発症し、苦しみぬいた時期ではないか!永年の前駆症状があり、たまり、露出して一気に症状が悪化した時期ではないか。認知症長谷川式指数28から20へと一気に悪化した時期、頭の中の不整合が生じた。平成23年春。まったく関係の無い事ですが、当事者にはアレッと思えて、かきとめてみました。
国指定天然記念物看板『坂州不整合』

坂州河原の岩石群

折に触れて、この時期の梅やんのことを考えてみたいと思っています。今日はこの辺で、まだニワトリは鳴きません。梅やんも寝ていますが。