みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 山村の生活と水

2018-12-13 04:48:14 | 日記
昨夜は9時間寝た。風は止んで静かな夜だった。
デイサービスからの昨日の連絡帳には、梅やんが下痢をして紙パンツを汚したと書いてくれています。本人は何も言わずに機嫌が良いのですが、夕食を済ますと、いつものように風呂にお湯を入れ始めました。蛇口の水量が少なくなったので、懐中電灯をつけて、家から100メートルほど離れた所にある水タンクを覗いてみると空になっていました。更に上の県道まで上がり、水源の予備の取り入れホースを点検すると、ホースが抜かれたままになっています。よその誰かが水を利用したあとでそのままにしたようです。それを復旧すると、水が勢いよく出始めました。

  家庭水道タンク
うちの家の水道蛇口は、外と、洗濯場、台所、洗面所、水洗便所、風呂に有りますが、洗面所と台所はいつも梅やんが出しっぱなしにすることが多いから、タンクの水はいつも少ないのです。そのため、予備の取り入れホースでおぎなっています。
また、反対に、自動洗濯機が作動しないので見てみると蛇口を閉められていることがあります。これは梅やんがする事です。台所の湯沸かし器の蛇口も閉められていることもあります。
ともかく昨夜はこうして無事に風呂に入り、下痢した後のお尻を洗い、寝たようです。台所の灯りは付けっ放しでしたが。
山村の生活にも水は欠かせませんが、高齢者だけの世帯では自家水道の管理ができなくなります。ホースが凍ることもありますし、認知症や体力の衰えにより、水源地まで行き水を管理することが出来なくなるのです。

今朝の天気はよいようです。梅やんはデイサービスに、私は家の仕事を予定しています。それではこの辺で。