みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 ミヤやん

2019-07-11 04:59:06 | 日記
昨日は一日中、雨が降りました。梅やんはデイサービスに行った後、マツモトへ散髪に寄りました。梅やんは散髪してもらいながら、ミヤやんの事を尋ねます。マツモトのミヤやんはもう97歳になるそうで、羽ノ浦の娘さんの家で見てもらっておるそうです。サーちゃんも元気に頑張っているらしい。
散髪をした梅やん

昨日の朝のこと、梅やんは「姉くのハルさんは病気でしんだんじゃのう」と言いました。確かにその通りで合っています。先月の記憶ですが、梅やんは覚えているのです。脳の海馬が記憶しているのでしょうから、生きている神経細胞があるのでしょう。記憶を良くするために「イチョウ葉エキスの錠剤」を1日2錠飲ませています。ただし『認知症診療ガイドライン』にはそれで効果がありとの事実は無いようです。
イチョウ葉エキス
野沢菜の漬物に醤油
夕食の用意に野沢菜の漬物を切るように言ったら、梅やんは細かく切った上でさらに醤油を入れていました。アホな事をしたので何と思うておるのかを聞いてみましたが、説明できません。こんな辛いものが食べられるか。

今日もまた雨が降るようです。梅やんは今日もデイサービスに行きます。毎日のデイが認知症の治療だと思えば、デイサービスは学校のようなものでそれが生きがいになるでしょう。あと1年か2年か、と思えば何とかやっていけるでしょう。あとまだ7年もあるとしたら私は74歳になるなあ!同級生、頑張ろうと。

それでは今日はこの辺で。