みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 週末、ユキ妹が来る予定です。

2018-12-14 03:53:06 | 日記
今朝は早朝4時、風の音でめがさめた。
今日は藍住からユキ妹が梅やんを週末の見守りに来てくれます。私は早朝から鴨島経由で三好市へ行きます。その事を昨夜、梅やんにはなすと、「ひとりでくるのかい?ほんなら私はデイサービスに行くのは休み、家の掃除をしておくわ」と言いました。「阿呆言うな!何が掃除ができりゃあ」と私が返しますと、「掃除ぐらい出来るわ、ここはワシの家じゃ」。

家族 昭和34年頃

さあ、今日は昨日の話は忘れていていつもの通りにデイサービスにいてくれれば良いのですが。妹には4時までにデイサービスセンターに迎えによるように伝え、デイサービスの職員さんには妹が迎えによる旨を伝えてあります。
沢谷小中学校運動会にて踊る

昨日は私、久しぶりに早朝ウォーキングをしました。家から往復1時間、7000歩でした。しきびだにの山や新田の滝の写真を写しました。

今朝はまた猿の群れが近くに来て騒いでいます。では、今日はこの辺で。インターネットの接続がよろしくない…写真ができません。



みなみの梅やん介護日誌 山村の生活と水

2018-12-13 04:48:14 | 日記
昨夜は9時間寝た。風は止んで静かな夜だった。
デイサービスからの昨日の連絡帳には、梅やんが下痢をして紙パンツを汚したと書いてくれています。本人は何も言わずに機嫌が良いのですが、夕食を済ますと、いつものように風呂にお湯を入れ始めました。蛇口の水量が少なくなったので、懐中電灯をつけて、家から100メートルほど離れた所にある水タンクを覗いてみると空になっていました。更に上の県道まで上がり、水源の予備の取り入れホースを点検すると、ホースが抜かれたままになっています。よその誰かが水を利用したあとでそのままにしたようです。それを復旧すると、水が勢いよく出始めました。

  家庭水道タンク
うちの家の水道蛇口は、外と、洗濯場、台所、洗面所、水洗便所、風呂に有りますが、洗面所と台所はいつも梅やんが出しっぱなしにすることが多いから、タンクの水はいつも少ないのです。そのため、予備の取り入れホースでおぎなっています。
また、反対に、自動洗濯機が作動しないので見てみると蛇口を閉められていることがあります。これは梅やんがする事です。台所の湯沸かし器の蛇口も閉められていることもあります。
ともかく昨夜はこうして無事に風呂に入り、下痢した後のお尻を洗い、寝たようです。台所の灯りは付けっ放しでしたが。
山村の生活にも水は欠かせませんが、高齢者だけの世帯では自家水道の管理ができなくなります。ホースが凍ることもありますし、認知症や体力の衰えにより、水源地まで行き水を管理することが出来なくなるのです。

今朝の天気はよいようです。梅やんはデイサービスに、私は家の仕事を予定しています。それではこの辺で。


みなみの梅やん介護日誌 薬の副作用かな?

2018-12-12 05:38:53 | 日記
昨夜は雨がふり、今朝は風が強い。昨夜、神山の峠は濃い霧がかかっていた。白いガードレールだけを頼りに車を運転する。午後7時20分頃、木沢側で対向した軽自動車があった。早朝にもよく出会う黒い車だ。通勤している山の労働者の生活は苦労が多いことだろう。真冬になるとこの国道193号線は通れなくなる。
実は、梅やんの認知症のくすり、イクセロンパッチを先週金曜日から休んでいます。腹痛の症状を訴え、ベンを紙パンツの中に漏らすことが多くなって、こうした折には副作用だと考えて勝手に中止します。梅やんは数日すると治ってきます。イクセロンパッチを貼る部位のかゆみも無く皮膚がきれいになります。
コリンエステラーゼ阻害薬
昨夜、私が7時半過ぎに帰宅してみると、梅やんは機嫌良くて、炊いておいたジャガイモの皮をむき、柿の皮をむいて、上手く包丁を使っていたようです。食事は何かを食べていました。しかし、ウロウロして座っていない。この動きは変わりません。気が強いのも変わりません。風呂上がりまで待ち、お茶を湯呑みに半分くらい飲ませると、尿パットを自分から要求して当てて、素直に寝ました。それで、昨夜からイクセロンパッチを再開しました。5日ぶりかな。

この頃は3日続けて鶏の水入れに氷が張っています。今日はデイサービス、私は家の草刈りと薪づくりのしごとです。それではこのへんで。



みなみの梅やん介護日誌 平穏無事な日

2018-12-11 05:01:41 | 日記
午前3時に目が覚めた。まごの夢を見ていた。あとはうつらうつらで5時になっている。
昨日は、梅やんは月曜日のデイサービスに行きました。朝起きたら、今日は日曜か、と聞いてくる。今日はデイサービスに行く日じゃ、と答えて着替えさせることから始まります。
先週金曜に下へ出たついでに、三加茂の本屋さんにより、『精神疾患とその治療』いう本を買いました。当事者や家族にも役立つように書かれているとの端書があります。これを読みながら梅やんの世話をして行こうと思います。2700円なり。

きのう私は家の仕事をしました。午前はカヤを刈り、畑に入れました。地中にあるキクイモがシビてしまわないようにカヤをかぶせておきます。昼にはしきびだに温泉に行き昼食を食べて、アメゴの姿寿司を買い、イーやん宅にお見舞いの差し入れをしました。その足で坂州の農協の店まで行き、3000円余りの食料の買物をしました。午後からは、薪ストーブ用のたきぎづくりです。数年前に間伐しておいた杉を運んできてチェンソーで切り、手斧で割って、軒下に積んで置きます。

4時半過ぎに送迎で梅やんがデイサービスから帰ってきました。私が外でサバを焼いていると、台所では梅やんがキャベツを千切りにして湯に入れていました。私が醤油とゆず酢と鰹節を出してあげると、何とかうまいオカズが出来上がりました。 台所の梅やん

風呂に湯を貯めようとしていたので、昼にデイサービスで入っとるから入るな、連絡帳の入浴に丸がついとるだろう、と私は止めて先に寝ました。梅やんは納得がいかないのか、いつまでもデイサービスの連絡帳をみていました。まあ、平穏無事に1日が終わりました。

ウコッケイはまだ鳴きません。夜明けが遅くなりました。今日はこの辺で。


みなみの梅やん介護日誌 ブログを始めた理由

2018-12-10 04:59:05 | 日記
昨日は日曜日でした。休みで梅やんと2人、家にいたのですが、夕食を作るのがしんどいので、しきびだに温泉に行って食べようと誘ったが、梅やんは、行かずに残り物を食べるから一人行け、という。私が2時間ほど温泉にいて帰ってみると、梅やんはチイおばに電話していました。電話を変わると、チイおばは、さっきから電話かかって「息子が温泉から何時間たっても帰らない」といよるわと言う。「まことに困るわ!アホになって、電話かけ回る。ひとりでようおらんのう」。「まことにのう、弱るのう、盛さんも」。こういうことが毎日毎日続くのであります。

  夜の四季美谷温泉、宿泊客が多い。

梅やんに私のいう事を聞かそうとすると反抗します。私が両手首を握ると、簡単に手首にアザができます。指先に力入れて捻ると皮がむけます。年寄りの皮膚は柔らかい。いう事を聞かないので、抱え込んで車に押し込む、抱え込んで布団の上に寝させる、強制的にしなければならない時があります。梅やんは「殺せー!バチが当たるわ」と叫びます。そして今度は胸の骨が痛いと言い出します。段々と介護人は追い込まれていきます。介護人は、肥満症、無呼吸症、高血圧症、胃潰瘍となり、治療が必要になります。公開ブログでもやればストレスを発散させることになり、理性的にもなれます。というわけであります。
それでは今日はこの辺で。