みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 カフェブロンプトンデポ

2018-12-04 06:54:48 | 日記
昨夜からブログにログインする方法を忘れていた。何かよくわからないままだから。やっと修復出来て一安心!てところかな。
きのう、貞光から帰る途中の神山町ジンツウ、漢字では神通という所に喫茶店があるので休憩してきました。徳島市からもゆっくり車で来て1時間足らず、吉野川市山川からも1時間足らずの距離にあり、梅やんと時々に利用します。

鮎喰川の上流の喫茶店

ですが、何度聞いても店の名前が思い出せない名前です。
カレーライスも美味しい。梅やんもよくカレーを食べます。カレーは認知症に良いらしい。
1時間近く休憩して店を出ると、もう日が暮れて小雨が降り続いています。午後6時前に実家に着くと、梅やんはデイサービスから帰って一人で居りました。
Cafe brompton depoと言うらしい店です。私も66歳、覚えにくかったりわすれたり。ウコッケイが鳴きました。今日はこの辺で。


みなみの梅やん介護日誌 梅やんの日曜日

2018-12-03 04:14:08 | 日記
昨夜は早く寝たので3時ごろ 目が覚めた。雨樋の音がする。母はもう3回トイレに起きた。
昨日は日曜でした。朝は遅くまで寝て、梅やんとの朝食は9時になりました。ウコッケイの卵を入れたみそしるです。少し残してあった柚香の玉を取り、昼ごはんは正午ごろに秋刀魚の焼き魚とキャベツでした。テレビの福岡国際マラソンをみながら。
3時から梅やんを連れて近くのしきびだに温泉へ行き、コーヒーを一杯飲み、アメゴの塩焼きを持ち帰り用パックに入れてもらいました。梅やんはこの間、車の中でおやすみでした。
4時過ぎにはチイおばの近所に居るイーやんのお見舞いにアメゴの塩焼きを持って立ち寄りました。イーやんはウコッケイの雑種を5羽くれたひとです。何か悪い手遅れの病気になってしまい、鳥を飼うこともできなくなり私が譲り受けたのです。アメゴが食べたいと聞いたのでお見舞いしました。梅やんはこの間も車の中で待機しているばかりです。チイおばの家でも車の中でした。

烏骨鶏の卵(雑種)

5時前にはフミおばの所へ、ウコッケイの卵10個入りパックを持ってさしあげにいきました。代わりに冬用衣類のハンコをいただいて来ました。このときも梅やんは車の中から出てきません。
デイサービスがない日は梅やんを一人で家に置くとろくなことをしないから、こうして連れまわすのですが、たいがいは車中に居ります。
夕方6時にはカレーライス作り。じゃがいもと玉ねぎ、鶏肉を煮込み、ハウスバーモントカレーが出来上がり、いっしょに食べました。梅やんには後の皿洗いだけしてもらいます。
私が先に寝ていると、梅やんが来て、「風呂の湯を入れてください。ふろにはいらせてください」とよそ行きのことばでおこしにきました。今朝は、小便をお漏らしして「泊まる所が変わったら小便が出てしょうがない。ここはウチじゃない、病院でえ」と私に言いました。
休日はまあ、こんな具合の梅やんですが、今日は月曜日。幸いにしてデイサービスがあります。私は10時までに貞光まで行く用事があり、早く出ます。今日はこの辺で。



みなみの梅やん介護日誌 長谷川式簡易認知症評価スケール

2018-12-02 04:41:58 | 日記
朝起きてコメを洗い、2、5合目に水を合わせて仕掛けた。時刻は5時前だ。梅やんが、「アアシンダイ、アアシンダイ」とつぶやくのでうるさい。まだねとれ、と私がつぶやくひとり言。

  安心して眠る梅やん

梅やんの健康障害の一番やっかいなのは認知症です。これには本人も私たち子どもも気をつけてはいましたが。梅やんが少しおかしいとセツ姉たちが思ったのは、2008年、平成20年3月に松山へ家族旅行に連れて行ったとき、妙に忘れてかばんを触り回っていた事だと言います。日記を見ると、そのあと心配したのか、病院で長谷川式簡易認知症スケールの検査をして、30点満点の28点とれており心配ない状態でした。その後も独り暮らしで不安神経症のような、うつ状態のような感じでした。しかし木沢診療所での認知症の長谷川式簡易検査では平成23年1月にも28点とれていました。それが平成23年春には脱水、栄養不全を起こして入院となり、退院後も投与された薬の飲み方がいくらでも飲むようにゴジャゴジャになっていました。でもまだ診療所の医師も、デイサービスのケアマネジャーも介護保険の要介護の申請はまだ早いのではないか、元気でないか、と言うほどでした。私の方から那賀町相生支所に介護保険の申請をしましたから、まあ早い方でしょうか。それで平成23年6月に長谷川式簡易認知症スケールで20点のギリギリで認定になりました。私は、梅やんの介護に週一回のデイサービスとヘルパーさんに何回か入ってもらおうと、私も休日に毎週見に帰ることにしようと考えました。しかし、相生の社協ヘルパーステーションから片道45分かかるのでヘルパー派遣は無理でした。その後は略しますが、平成28年6月の長谷川式検査は11点まで落ちました。その後はいろいろやって、平成29年6月の検査は13点、平成30年6月の検査は14点に上がりました。私は梅やんの健康障害の程度は回復の過程にあると考えています。
梅やんの健康障害の2番目は骨粗しょう症です。骨密度測定指数は46。普通の人の半分、同年齢の人の平均の83%しかありません。しかしよく歩きます。ふらついて転けないように安定剤は飲まさないようにしています。転倒して骨折すると入院となり、寝たきりになると介護はまったく変わって来ますから。
先程6時5分、救急車が奥に入りました。


 
車が出た!
6時42分、誰かが救急車で搬送されました。では今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 川成峠越え

2018-12-01 16:59:08 | 日記
今日は移動日。午前11時に三好市井川町の自宅を出て、途中で買物をしながら、美馬市から穴吹川をさか上る木屋平ルートで川成峠を越えて木沢に降り、自宅に午後2時20分に着きました。標高1000メートル以上のスーパー林道を通リます。冬場は通行止めになります。春夏秋のシーズンには高松方面から山の散策に来る人もあります。携帯電話がつながらない道がありますから事故を起こさないように運転しなくてはなりません。留守の間はチイおばにニワトリの世話を頼みました。ニワトリが卵を17個も産んでく
れていました。

スーパー林道、川成峠にて梅やん


那賀町川成集落

昔、父のリキさんが山仕事に来て尾根から美馬の方面を見ると、木屋平の谷口付近の子どもの声が遠くから聞こえたそうです。また、川成の人たちは峠を越えて谷口まで買い物に山道を往復していたそうです。谷口の商店には吉野川経由で入った良い品物を売っていたようです。これから梅やんは12月20日過ぎまで山の家で療養することとなります。そうそう、川成は梅やんの幼なじみである和歌山のヤーちゃん夫婦が住んでいた集落です。それでは、今日はこの辺で。