■アンソニー・トゥー博士追悼〈パート4〉
父親の杜聰明氏は「台湾医学の父」
山本徳造(本ブログ編集人)
▲杜聰明博士
アンソニー・トゥー(杜祖健)博士に影響を与えたのが、父親の杜聰明博士でした。日清戦争で勝利した日本は、清国から台湾を割譲したのですが、阿片が蔓延っていました。阿片吸引の悪習に心を痛めた杜博士は総督府と協力し、見事台湾から阿片を駆逐。その後も台湾医学の発展に貢献した . . . 本文を読む
整形外科医が教える体メンテナンス⑶
ロコモの予兆を見逃さない4つのサイン医療ジャーナリスト・油井香代子
▲白井健康元気村の健康教室で講演する油井香代子さん(白井市文化会館、2023年1月15日)
日本の高齢化率は29.1%と、この30年でほぼ倍増しました(内閣府「高齢社会白書」)。それとともに要介護者の数も増え、700万人を超えています。 . . . 本文を読む
■アンソニー・トゥ―博士追悼〈パート3〉
毒物研究に没頭した日々
アンソニー・トゥー(杜祖健)博士が渡米したのは1953年のことでした。ノートルダム大学、スタンフォード大学、エール大学で学んだ後、ユタ州立大学、コロラド州立大学で教鞭を。専門はヘビ毒でした。私生活では1957年に日系アメリカ女性と結婚、5人の子供(娘3人、息子2人)を授かります。1998年からコロ . . . 本文を読む
■アンソニー・トゥー博士追悼〈パート2〉
初対面は新宿でのインタビューだった
山本徳造(本ブログ編集人)
私がアンソニー・トゥー(Anthony T.Tu、台湾名=杜祖健)博士と初めて会ったのは、平成30(2018)11月26日のことです。大阪台湾交流協会の野口一会長の紹介でした。博士が滞在していた新宿のホテルですが、見つけるのに一苦労。あまりにも小さなビジネスホテルだったか . . . 本文を読む
【連載】頑張れ!ニッポン⑨
日本の環境がベンチャー企業を阻む
釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)
ベンチャー企業は日本では生まれにくいし、生まれても大きくなれないと言われている。実は私も半導体のベンチャー企業を支援する社団法人の手伝いをしていた事があるので、その辺の事情について多少は知っている。とは言っても、10年以上前のことなので、最新情報でない点は . . . 本文を読む
■アンソニー・トゥー博士追悼〈パート1〉
鮮やかに颯爽と旅立つ
山本徳造(本ブログ編集人)
アンソニー・トゥー(Anthony T.Tu、台湾名=杜祖健)博士が11月2日午後(日本時間)、滞在先のホノルル市内で逝去されました。享年94歳。トゥー氏は毒物研究の世界的権威として有名で、白井健康元気村のブログに寄稿されたり、インタビューにも応じられるなど、深い関係にありました。謹ん . . . 本文を読む
整形外科医が教える体メンテナンス⑵
肩こりはマッサージでは治らない医療ジャーナリスト・油井香代子
▲白井健康元気村の健康教室で講演する油井香代子さん(白井市文化会館、2023年1月15日)
デジタル社会につきものの肩こりは、中高年だけでなく20代、30代でも7割以上が経験しているといわれています(日本リカバリー協会2021年調査)。
. . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(75)
残してほしいチョンキンマンション(重慶大厦)
香港(中国)
▲チョンキンマンション――異世界への入り口
チョンキンマンション(重慶大厦)をご存じだろうか。広東語の怪しげな響きが一体どんな場所だろうかと想像力を掻き立てる。チョンキンマンションは1961年に個人用の住宅ビルとして建てられたものだが . . . 本文を読む
【連載】頑張れ!ニッポン⑧
なぜ米国のIT企業が躍進したのか
釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)
▲GAFA(ガーファ:グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)
半導体売上で上位を独占するGAFAM
前回、「日本のパソコンやスマホが殆ど成長しなかったから、日本の半導体が伸びなかったのだ」と半導体屋の立場で勝手なことを言わせてもらった。 半 . . . 本文を読む
医療ジャーナリスト・油井香代子さんは、白井健康元気村が主催する健康教室・終活教室の講師を何度も務め、また本ブログへの寄稿でもお馴染みです。そんな油井さんが『日刊ゲンダイDIGITAL』に10月16日から19日にかけて「整形外科医が教える体メンテナンス」を4回に分けて連載されました。腰痛や肩こり、骨や関節、あるいは筋力が衰えて要介護になる心配をしている人が多いことか。そうならないためにも体のメンテ . . . 本文を読む