原発再稼働容認？？

　関西広域連合が、大飯原発の再稼働に限定付きで合意したようなニュースが流れています。

　橋下大阪市長は、「再稼働には絶対反対だ」という話をしていたのに、夏の電力事情があまりにも厳しい見通しなので容認するというお話になったようです。

　確かに、関西電力管内では多くの電力を原発に頼っていて、火力発電所を稼働させるにも時間がかかるという状態だったので、この決定は仕方ないかもしれません。

　じいちゃんが住んでいる中部電力管内では浜岡原発が止まってますが、もともと浜岡しか原発はなく、火力発電所も原発が止まった時のために普段から整備してあったようで、今年の夏も全く問題ないようですが・・・。

　関電は、あまりにも多くの原発を作りすぎたために、火力発電所など他の発電所がほったらかしだったようです。

　原発は年間に数カ月の点検期間があり、原発ジプシー（３０年くらい前から言われてます）と呼ばれるメンテナンス作業員があっちこっちの原発を巡り歩いて作業しています。

　電力会社から受けおった大手の企業が下請け、孫請け、ひ孫請けみたいな感じで・・・、実際に作業している人たちは低賃金で雇われた人々が危険な作業をしているのが実態のようです。

　福島の事故後の作業をしている人も、元請けは１日５万ぐらいなのに、ひ孫請けぐらいのところで雇われて１日１万５千円くらいで働いている人も多いようです（本当かなぁ？？）

　現状では仕方のないことかもしれませんが、関電も原発を減らして火力を復活させるような方向に行かないと必要な電力を確保できなくなるんではないでしょうか？

　火力のための燃料を輸入しなきゃいけないから電力料金が高くなると多くの専門家（原発推進派のやつら）は言ってますが、日本の周りの海に眠っているメタンハイドレードなどのエネルギーの開発を迅速に進めれば、何の問題もありません。

　どじょう首相も早く頭を切り替えて、様々なエネルギー開発に取り組まないと日本は沈没しちゃいます。