昨夜のドラゴンズは、カープに敗れて三連敗し、貯金をすべて吐き出して勝率5割を切ってしまいました。
0-1というこれまでのお株を奪われたようなゲーム内容で、カープの先発・大瀬良投手にたったの2安打…。
負傷で登録を抹消された大島君に代わり、負傷から復帰した高橋周君が3番に入りましたが、今季初出場ということもあってか無安打、その他の打者も大瀬良を打ち崩すことができずに凡退の山を築いてしまいました。
ドラの先発高橋宏君は5回で102球も投げ、中京大中京の先輩・堂林にHR を打たれてたった1失点で降板しました。
いくらなんでも5回で102球は、投げ過ぎだろう。
大瀬良なんて同じ5回で約60球しか投げてないんだから、いくら若いといっても球数が違いすぎる。
相手が大瀬良だから先に点を取られたら如何という思い込みが強すぎて力んでしまったのか。
点を取られたら、誰かが取り返してくれると開き直らんと…。
つまり、そんな心配を先発投手にかけるほど、今のドラ打線は打てないということなんでしょう。
その彼の心配通り、打線は大瀬良を相手にまったく打てませんでした。
1番を任された平田なんて見るも無残な状態で、調子のよかった女房役の木下君もまったく打てず、大瀬良に完ぺきに抑えられた打線は、普通なら4回は立てる打席にほとんど3回しか打席に立てない状態でした(塁に出れる打者がいなけりゃ~、打席も回ってこんもんね)。
これじゃ~、勝てんだろう。
チーム打撃の状態が下降気味のドラゴンズは、何の手立てもなく抑え込まれて、アッという間に終わってしまったゲームでした。
「ホームで、こんな負け方するなよぉ~」とスタジアムに詰めかけたり、TVで応援するドラキチたちの泣き声や溜息が聞こえてきます。
本当に、応援のし甲斐がないったらありゃへん。
相手の投手が球界でも一・二を争う奴だとしても、もう少し何とかならんかったのだろうか。
指導陣も叩いても鳴らない選手たちにイラついたことでしょう。
それでも、たったの1点差で試合を終えてくれたのは、中継ぎ・抑え投手たちの頑張りが素晴らしかったからです。
田島~山本~藤嶋~清水と繋いだ投手リレーは圧巻でした。
特に、167㎝と小柄な山本君が150キロを越す直球をブン投げる姿はカッコイイの一言…。
このところ凄く好調で、見ていて気持ちがいい。
なんせ目がギラギラ輝いてるもんね。
それを見るにつけ、毎日毎日打てなくて下を向いてベンチに下がるビシエド君や京田君の姿はカッコ悪いよ。
打てなくたって「次は打ってやる、明日は打ってやる」というギラらついた目で投手を見返してやるぐらいの気迫が欲しい。
負けて肩を落とすような姿は、ダーレモもみたないわぁ~!