分子栄養学講師の気ままなブログ

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トランス脂肪酸について考える・続

2016年08月05日 | 身体・健康

トランス脂肪酸と聞くと、避けたほうが良さそうなイメージですが、このトランス脂肪酸は名前を変えて私たちが普段口にする多くの食品に含まれているのが事実です
代表的なマーガリン、お菓子に使われるショートニング(ちなみに、ショートケーキの”ショート”って、ショートニングからきているらしい

加工油脂ファットスプレッドなどなど、どこの家庭にもあるサラダ油にもトランス脂肪酸は含まれます

中には聞きなれない名前もあるかもしれません、ほぼすべての加工食品、スナック菓子、菓子パン、クッキー、チョコレート、アイスクリーム、ドレッシングなど

買う際に食品成分表を見てみると、必ずといっていいほど目にすると思います

 

(わたしがお世話になっているマヨネーズ、もちろん糖質制限のパン類にだって含まれています)

バターが高価な品で、一般庶民にはなかなか手が出せなかった時代、そのバターの代用品としてマーガリンが発売されると、”植物性だからバターよりヘルシーで安全”というイメージと共に大流行

マーガリンはリノール酸と呼ばれるオメガ6系の必須脂肪酸でもある油ですが、問題はその製法過程でトランス脂肪酸か造り出されてしまう、人工的な油であるということです

マーガリンが常温でも程よい柔らかさで保っていられるように作られているのに対して、油の状態で揚げ物やお菓子にそのまま使うことが出来るのがショートニングです

大量生産のために作られた食用油、その中には沢山のトランス脂肪酸が含まれているということを是非とも頭にいれておきたいです

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