インディゴチルドレンやHSPが低血糖症になりやすい理由に
実は胃と腸が弱いことがひとつ関係していることについて
日本人はただでさえ胃酸分泌が悪いのですが
(日本人は神経質な人が多い=常に身体が緊張状態=交感神経優位=胃腸の働きが止まる)
代謝障害であるインディゴチルドレンやHSPは、その日本人平均をさらに下回る胃酸分泌能力と言っても良いでしょう
となると、消化の重いタンパク質を多く食べれません
小食で、一度に沢山の量を食べれないという人も多いと思います
(アメリカ人が300~400gの赤身肉のステーキをペロリと平らげてしまうのは、
彼らの身体が大きいことに加え、胃酸分泌が素晴らしく高いから…とも言えます)
胃酸分泌が悪く、消化能力が低いので消化に重いものを食べれば、
しっかり消化されなかった未消化タンパク質が腸内環境を荒し、腸の調子がもっと悪くなります
つまり、消化に重いタンパク質を食べることは、消化能力が弱い彼らにとって
あまり良いことがない…
と、身体が学習します
しかし、私たちが生きていくにはエネルギー…、、身体を動かす”ガソリン”が必要ですから、
食べないわけにもいきません
(このガソリンは、ATPと言われるアデノシン3リン酸ってやつです←学生時代に習ったはず)
身体にとってガソリンになるこのATPを作る材料は三大栄養素である
糖質・脂質・タンパク質
(この3つだけっ)
この3つの中でもっとも簡単に、かつ素早くエネルギーになるのは糖質です
糖質は誰もが簡単にエネルギーを作りだすことの出来る栄養素なのです
(だから身体は本能的に糖質が大好きになるように出来ている?)
タンパク質は身体が重くなるから食べたくない、脂質もすぐにはエネルギーにはならない…
じゃあ糖質じゃん
ということで、よく噛まずとも簡単に食べれる上に、すぐにエネルギーになってくれる糖質を好む傾向にあります
(さらに糖質は快楽物質でもあるため、ストレスの多いインディゴチルドレンやHSPにとっては脳が喜ぶ麻薬的役割も果たしてくれちゃうわけで、
糖質過剰にならない方が難しい…とも言えます)
必然と手軽に食べれる炭水化物、糖質に手が出てしまうわけですが
消化が弱いせいで食べると具合が悪くなることは既に身体が学習済みなので、食事を摂りたがらない人も多く、
気が付くと夕飯まで何も食べていない…
なんてこともしばしば。。。
食事と食事の間が極端に空いてしまい、血糖値が下がったころにようやく何かを食べる…
ここでタンパク質を食べるのならばまだマシなのですが…、、
タンパク質は上記の理由から本能的に食べたがらないため、
血糖値をガクンと上げてしまう甘い飲み物や小麦たっぷりのパンなどをかじるわけです
とくにガツンの血糖値が上がる清涼飲料水は彼らにとってもってこいなエネルギー源になってしまっている
(朝に、朝ごはんの変わりに甘いコーヒーやジュースが欠かせないという人はその典型かも)
ここで血糖値は急激に上がり、それに反応するようにインスリンが大量に分泌されてしまいます
今度は急激に血糖値が下がるという…血糖値スパイクが起こります
(これを繰り返すと自律神経が乱れます)←インスリンホルモンを始め、血糖値を上げたり下げたりするホルモンの働きは自律神経が担っているため
そもそも、タンパク質を食べてもしっかり消化する能力(胃酸分密能力)があって、
小腸でそれら栄養素をしっかり吸収出来ていれば、甘いものへの異常な欲求というのはそんなに起こりません
”1日に1回は必ず甘いものを食べないといられない”
というのは、身体が糖質だけに頼り切ったエネルギー産生しかしていないことのなによりの現れです
だからインディゴチルドレンやHSPは疲れやすいのです
(糖質は素早くエネルギーになってはくれるが、作られるエネルギーの数は非常に少ないのです)
エネルギーを大量生産するには、酸素を必要とするミトコンドリア内でATPが作られるようにしてあげることです
代謝障害であり、胃と腸が弱いインディゴチルドレンやHSPは
生まれながらにして低血糖症への近道切符を持っいるようなもの…
欲しくもないのに誕生特典として頂いてしまった低血糖症近道切符を持っているのです