分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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ストラテラ常飲者は抑えておきたい薬に頼らないドーパミン術

2020年08月03日 | 発達障害

前回記事までは、

 

ストラテラ長期服用に関する注意事項を

栄養学的な視点からまとめてみました

 

長期服用に関しては

胃に与える影響は意外と軽視できないものがあると個人的には思います

 

というわけで今日はストラテラに限らないドーパミンアップ法

 

 

その1.(対処法的に)カフェイン・カカオ・ケルセチンでCOMT酵素の働きを阻害する

 

カフェインは胃にいいんかい!と、自分で突っ込み入れておきますが

(胃が悪い人にはもちろんよくないですね・笑)☕

 

とはいえ、お薬を飲むのに抵抗がある人や

減薬を考えている人には、

 

あくまで困った時の対処策として、

上手にこれらを活用するのもひとつの選択肢ではないかと

 

 

発達障害・ADHDの人に

”カフェイン中毒が多い”という、この教科書的な話ですが

これには、恐らくですが

 

コーヒーという非常に身近で手軽な飲料を飲むだけで

ドーパミンやノルアドレナリンが一時的に増え、

 

前頭前野においてドーパミンやノルアドレナリンレベルが普通の人より低くなりやすい彼らの脳内のおいて、

それらを増やすことに一役買っているからなのではないかと…

 

 

感覚的にというのか、無意識的にというのか、、

他の人よりもコーヒーが手放せなくなる・依存しやすいというのは

とても当然のことのようにも思えます

 

コーヒーを飲むとやる気が出る

というこの一言が、

普段無気力や集中力の低さに苛まれている彼らにとっては

他の人よりも格段に体感としてあるのかもしれません

 

もちろん、

COMT酵素が阻害され続けることで起きる弊害だってよくありません

 

コーヒーやお茶を1日に4杯も5杯もがぶ飲みし、

チョコレート系が辞められない…

となると、これはもう依存症の域ですから

 

(あくまで)

ここぞという時に、

お薬の代わりとしてCOMT酵素を阻害するこれらを上手に活用するという意味になります

 

バッチリ気を引き締めたい時や大事なプレゼンや試験がある時など

コーヒーを朝に1杯飲む、ケルセチン製品を取り入れるなどして

COMT酵素を意図的に阻害することでドーピングするのもひとつの方法だと思います

 

 

その2.良質なCBDオイルを摂る

大麻草、ハイになる成分のないCBDは日本でも使用が許可されているということは

以前の記事でも書きました

 

以前の記事では精神疾患や睡眠トラブル、免疫力アップに効果があるということで紹介してましたが、

実はCBDがドーパミンを増やす作用があるということで、

 

近年、ADHDの治療やパーキンソン患者さんの新たな治療としてかなり注目を集めているそうな

ポジティブな臨床結果や研究結果がいくつもあるのです

 

 

個人的には、

良質で効果をしっかり得たいと思うと、

やはりそれなりのお値段になり

 

継続的に続けていくことに金銭的なデメリットがあることなどで

なかなか手が出ないCBDオイルですが

 

ただ単純に(決して単純ではないが)神経伝達物質に作用するストラテラやコンサータではなく、


CBDオイルのような、

 脳以外、にもWで(Wどころではない)恩恵が期待でき、 

(免疫力向上や抗がん作用など)


身体にとって良い生理活性物質となる天然の成分がまず第一選択的に

病院などでお手軽・お手頃に処方されるようになってくれたら嬉しいなぁと

個人的に思うこの頃です

 

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