分子栄養学講師の気ままなブログ

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合成洗剤と生きづらさ。化学物質と発達障害

2017年03月15日 | 発達障害

皆さんはどんな洗剤をつかっていますか?

 

今日は、生きづらさと洗濯物(洗剤)のお話です

 

一体何の関係が???

 

と思われる方のほうが多いかと思います…

 

わたしは、自分の生きづらさがわたし自身の”脳”に関係(HSPや発達障害という概念)しているということを知ってから、生活をガラリと変えました

 

わたし自身の心と身体の健康のために、糖質制限を始めとした食事療法やら生活習慣やらを見直し、わたしの脳にとって良いことは積極的に取り入れ、それを妨げるようなことは極力避けるように気をつけてきました

 

それによってようやく自分の生きづらさとほんとうの意味で向き合い、そんな自分と上手につきあえるようになってきたと感じています

 

脳器質に恐らく何らかの不具合が生じているわたしが、ふつうの…、みんなと同じようになれる訳がないのは当然で…

 

あまりに皆んなと違う自分を隠し続け、劣等感の塊のようになってしまっていたわたしに、ある意味そういった発達障害という概念が自己肯定感を持たせてくれたということは間違いありません

 

皆んなと違うのにはちゃんと理由があった

 

そして、やっぱりわたしはおかしかったんだ!!でももう理由が分かったから大丈夫!!

 

でも、それならば、それを補うために何かしなくては!!何とかしなくては!!

 

皆と同じではダメなんだ!!!

 

と。。

 

(これも一種の脳器質の不具合からくる強迫観念のようなものだと思いますが)脳に影響を与え、わたし自身の生きづらさの要因になってしまうようなことは、極力避けたいと考えるようになりました

 

わたしが極力避けるもののなかのひとつに、洗濯には合成洗剤の使用をやめる!!ということがあります

 

発達障害のことについて調べていると、よく聞くのは解毒作用の働きがとても弱いということ

 

代謝異常とも呼ばれる発達障害のひとたちの多くが、体内に入り込んだ有害なものを解毒し、デトックスする機能の働きがとても低いというのです

 

さらに、それらを体内にため込みやすいということ(第二の脳と言われる腸内環境も悪い人も多いです)

 

生活環境が変化している近年、有害物質に暴露される割合も増えてきているのも否めません

(これがさらに代謝障害のある子ども・発達障害が増えることの要因のひとつでもあります)

 

わたしたちの体内でアミノ酸から作られるグルタチオンと呼ばれる化合物は、解毒作用の働きや抗酸化力に関与しています

 

そして、代謝障害があると、このグルタチオンの活性が低いことにも結び付いてしまうと言えます

 

このグルタチオンの活性が低く、代謝障害があると考えられる人は、積極的にデトックスと抗酸化物質を生活の中に取り入れていかなくてはならないのです

 

働きの弱いグルタチオンに頼っていては、日々の中で生じる活性酸素に太刀打ち出来ないばかりか、有害物質を体外へ排出出来ずに、わたしの脳や心に悪影響を及ぼしている可能性があります

 

同時に、有害物質や有害金属に暴露されない!ということも大切です

 

農薬、農薬除草剤

排ガス

放射性物質

カドミウム

ダイオキシン

歯の詰め物、アマルガム

(昔は当たり前のように歯の銀色の詰め物には水銀が含まれるアマルガムが使われていた、あなたを産んだママの歯は大丈夫?もしくはあなたの歯の銀歯は大丈夫??)

 

挙げればきりがないですが、上記で挙げたこれらは比較的誰もが知っていて、極力避けたいと思っているはずです

 

けれど、合成洗剤などはどうでしょうか?


肌に毎日触れる衣類…、その洗剤に関して、気にしたことがある人は意外に多くないです

 

何故か、みんな当たり前のように、スーパーやドラッグストアで並んでいるものを何気なく手に取り、普段の洗濯物に使っています

 

手に取るものは、よくテレビCMなどの広告で見慣れた商品になるのがふつうでしょう(みんなも使っているあれあれ~ってね)

 

そして、それらはとってもいい香りがするし、大手の有名企業が販売しているものばかりです

 

国が販売を認め、ふつうに市場に並んでいるのだから、製造者販売者には、それ相応の安全性を認める言い分があってのことなのでしょう

 

たしかに、短期的にどうこうなる問題ではないのかもしれません

 

が、しかし。

 

”ふつう”ではないわたしの身体からすると、そんなことは言ってはいられません

 

合成洗剤の安全性、危険性についてはいろいろな論争があり、正直どっちが正しいとかわたしにはいまいちよく分かりませんが

 

ふつうとは違うわたしの身体や脳

 

このことをよく自覚するようになって、みんなが大丈夫なことでも、わたしにとっては大丈夫ではないことがあると知りました

 

それを知ってしまったわたしは、そういった一人一人の身体の個体差までを考慮しての安全性を認める発言であるとは考え難いと、当然思います

 

実際に、合成洗剤の使用をやめることで発達障害の子どもたちの落ち着きのなさや、情緒の不安定さなどの症状が軽減されるといった研究結果も報告されているそうです

 

事実はどうあれ、洗剤類は、洗濯物だけに限らず一番身近ですし、自分の選択次第では今すぐにでも排除できるものです

 

今現在、お気に入りの洗剤があって、絶対に何がなんでもこれがいい!といった洗剤があるなら、まぁそれが合成洗剤だとしても(やめる方がストレスになりそうだから)それはそれを使うと良しとして

 

特にこだわりはなく、何も考えずに企業イメージで洗剤を選んでいるのなら、(生きづらい人は特に)これからは自然派の洗剤を選んでみるということを是非意識してみて下さい

 

こだわりがないのなら、あえてリスクのある合成洗剤を買う理由が見つからないです

 

 

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