分子栄養学講師の気ままなブログ

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コロナと免疫と分子栄養学2

2020年04月04日 | 身体・健康

コルチゾールが過剰になると免疫力が下がる
と、前回書いてきましたが、

 

コロナウィルスが大流行し免疫を上げたい真っ最中に
免疫力が下がることは避けたいと思う方が大半でしょう

 

このコロナ騒動関係なしに、
コルチゾール過剰は将来的に甲状腺機能低下症の併発や副腎疲労末期に繋がるなど
良い事はひとつもないので出来れば日ごろから意識しておきたいところ…

 


コルチゾール過剰は厳禁ということが何となく分かったところで
今日はコルチゾールが過剰になる要因です

 


わたしたちが日常生活を送るうえで
特に関係あるのはこの3~4つ

・夜更かし、オールナイト(睡眠不足)
・朝寝坊(太陽の光を浴びない)
・低血糖(血糖値が1日を通して乱高下する食生活)
・精神的ストレス

 

まずはこれに気を付けるだけでも、
コルチゾール過剰を見直すことが出来ると思います

 

 


コロナに関しては、3密防止が叫ばれていますが、

たとえば夜間に夜通し行われるイベントと、昼間のイベント


なんかイメージ的にオールナイトのイベントのがやばそうと感じるのはわたしだけ?

 

あながちこのイメージは間違ってないかもしれないのです

 


ナイトクラブ・ダンス、ライブハウスなどの
集団感染のニュースもちらほらあるようですが

 

不摂生な生活をした後そのまま突っ走ると、
体調崩しやすくなった経験がある人は決して少なくないはず

 

(あっ、なんか喉の調子おかしい?寒気しない? 風邪ひきそうかも…)

 

そんな風邪のひきはじめ、みなさん取り敢えず気休めにどうしますか?

 

滋養のある食べ物を食べてお風呂に使って早く寝る
これが鉄板では??

 

そうです、早く寝るんです


おあばちゃんの知恵袋は正しいのです👵

 


日中、交感神経優位で動き回った身体は、
夜はリラックスした状態の副交感神経優位になるはずです

 

それが夜も活発的に動き回ればどうなるか?

 

交感神経優位状態が続き、
戦闘・闘争・逃走モード系のコルチゾールやアドレナリンが出っ放しになります


コルチゾールが過剰になれば、前回も書いたコルチゾールの作用に乗っ取り
免疫を下げるというシステムも発動します

 


夜中遊びまわったり不摂生な生活をしている中、
様々な菌が蔓延る街中…空気中で、
免疫を下げている身体は安易に菌をもらいやすくなってしまうということが想像できます

 


オールナイトした朝帰りの最中も心配ですが、
普段からそんな生活をしている人が、日頃から免疫力が下がった身体で今夜も眠らない街に繰り出したら、
これまた安易に菌をお持ち帰りしやすいわけです

 


お持ち帰りするのは可愛い女の子だけにしたいもんでしょう

 

これがただの風邪菌・ウィルス、はたやHPVウィルスならばまあいいかもしれないけど
(HPVは最悪子宮頸がんや咽頭がんに繋がるので、残念ながら”ただの”とは決して言えないけど)

 

風邪菌をお持ち帰りしちゃった時は、
ちょっと市販の薬飲んで放っておく お気楽さです

(ちなみに、喉の痛みをほおっておくと上咽頭が慢性化して全身に慢性炎症を引き起こしかねないので、実は風邪を単なる喉風邪と、甘くみるのも良くないです…

 


現在のコロナは、
感染力がとても強いということが言われていますので、
とくに免疫を下げた身体ではお持ち帰り確率は高そうです…

 


こんな時期なので、コロナが心配な人は

人と接する機会が少ない、距離を取っているという人でも

徹夜や夜更かしなどあまり無理しないで、
身体のコンディションを整えておくと良いと思います

 

ちょっと遊び過ぎてはめを外しちゃった日でも、

結局は規則正しい生活に1日も早く戻したほうが良いという、なんとも単純なオチ

 

 

オールナイトだけで長くなってしまったので、

次回は朝寝坊について☀️

 

「わたし、オールなんてしないわ」
という人でも

朝寝坊はコルチゾールと深~く関係しているので
朝早く起きられない人はコルチゾールと朝寝坊の関係を知ることで
ホルモンバランスの乱れ改善に役立つと思います

 


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