分子栄養学講師の気ままなブログ

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脳貧血?貧血?血液検査異常なしは、本当か?

2020年10月19日 | 身体・健康

数日前、小学4年生の甥っ子が、

学校でぶっ倒れたそうです

 
 
おそらく脳貧血だろうと考えるも、
 
何かの病気の可能性もゼロではないということで、
母親である姉が心配し
 
念のため病院で色々検査をしたようです
 
 
 
姉には、
甥っ子に採血前には500㎖のお水を朝から少しずつ飲ませておくように…
と、アドバイスしました
 
(脱水状態で採血すると、採血データが狂う(上昇しがちの)ため、水分をある程度飲んでおくべし)
 
※一気飲みはNG 
※普段の食事がおろそかだと、水分を摂ったところで身体がいつも脱水気味で数値が狂いやすい
 
 
 
検査の結果、
異常なし
 
 
ただし、血液検査の結果から、
 
(少し貧血気味ですね)
 
 
と、先生から言われたそうです
 
 
 
ところが、
貧血はそこまでひどいわけではないので…
とくに何もしないでOKということで帰宅
 
 
 
まあ、なにかの病気が原因で倒れたわけではなかったようで
一安心です
 
 
 
ですが、、
血液検査で異常なし
 
 
とは言え
意識を失ってぶっ倒れた事実は間違いないです…
 
 
 
検査で異常なし。。。
 
職場や学校、外出先で貧血のようにぶっ倒れて、
検査しても異常なしと言われる人って
案外多いと思います
 
 
 
血液検査で異常なしは、
本当に信じて良いのでしょうか?
 
 
果たして本当に異常なし?と思って良いのでしょうか??
 
 
異常がないのに、ぶっ倒れるでしょうか???
 
 
これには、血液検査データの異常なし…
分子栄養学アドバイザーであるわたしの腕がなります
 
(笑)
 
 
 
世間一般の理解、現代の医学というものは、
異常が出て、、ようやくヤバイぞ…という状況でもない限り
 
大概は異常なしと言われることを
わたしたちは頭に入れておかねばなりません
 
 
医師から異常ありと言われる頃には、
かなりヤバイ状態と思っていた方が良い…
 
 
 
やばくなる前に
やばくなるもう少しだけ前に分かったら、その方が良くないですかね…?
 
 
 
分子栄養学では、色々な考えが分子栄養学にもあるとは言え
未病という考えが常に大前提にある
 
 
 
アメリカでサプリメントが人気なのは、
ヤバイぞ…となったころには高額な医療費の支払いが待っているので
 
それを防ぐためにも
 
なんとしても病院に掛からないように
 
未病に対する意識が強いことがサプリメント大国となっている所以のひとつかもしれません
 
 
 
(あとクリントン大統領の功績だとか)👇
 
 
 
未病に対する危機感は
国によってやや温度差があるのかもしれませんが
 
 
 
 
日本では、糖尿病予備軍の人が、
HbA1Cが6.5超えてきても、まだ様子見で良いと言うお医者さんも決して少なくないように
 
ついにヤバイよね…
とでもならない限り、
 
異常なしという結果報告が続くのが
日本の医療の現状のように感じます
 
 
それを医師側も患者側も受け入れている
 
 
しかし、分子栄養学ではあくまで未病です
 
 
 
糖尿病で言えば
6.5になる前の、5.5こえてきたくらいが
分子栄養学的には糖尿病予備予備軍として
 
食事や食べ方の工夫など介入していくだろうし、
場合によってはフリースタイルリブレなどで自身の血糖値の変動をチェックすることが求められます
 
 
 
HbA1Cが5.5~で指摘してくるお医者さんは
まあ滅多にいないと思います
 
 
それくらい、
一般的な医療と分子栄養学では
考え方に差があるとも言えますね。。。
 
 
未病が根本的な考えとしてある分子栄養学的には
血液検査での異常なしは、
異常なしとは読みません
 
 
 
たしかにHbA1Cが5.5くらいでは
なんの異常もないし困ることもないでしょうが、
 
 
血糖値やコレステロールや中性脂肪や肝臓の数値と見合わせると
その人がどんなものを食べているか、
その人の普段の食生活、嗜好が
血液検査データの中からなんとなく推測が出来るのです
 
 
 
 
そんなわけで、、
分子栄養学的な血液検査データの読み方は
ちょっとふつうの読み方とは異なるテクニックが必要になります
 
 
 
 
 
わたしの甥っ子の場合は、
脳貧血か?貧血か?その違い、、実はあまり関係なく
(一般的には全く別物として考えるのがふつうなのかもしれませんが)
 
 
甥っ子がぶっ倒れた原因が貧血であろうと、
脳貧血であろうと、
根本を突き詰めていくと
やるべきことは大差ないはずです
 
 
血液検査と本人の自覚症状が色々と教えてくれるのです
 
 
 
甥っ子を担当した先生は、多少貧血気味
とおっしゃいましたが
 
 
先生に貧血気味と言われたら、
それは結構な貧血と思って良いと思います
 
 
その理由は、血液検査データの基準値が
実にあいまいなものだからです
 
 
噂によると、検査データ会社の職員を適当に見繕って決めているとかいないとか…
 
 
そのため、
検査データを摂っている機関によっても基準値は若干違いますし、
日本人の大抵の人は貧血気味であることを考えと、
 
 
 
基準値自体が貧血ということもありえるわけです
 
 
基準値がただでさえ貧血気味である疑惑が浮上するなか、
 
医者から貧血気味と告げられた甥っ子は、
もはや重度の貧血です(笑)
 
 
 
これが月経が開始している思春期女子ならまだ分かるのですが、
月経もない、ましてはまだ小学生の男児がなぜ貧血になるのか????
 
 
お子さんの、とくに男の子貧血で悩んでいるという方は、
是非参考に、、
 
 
次回は
男児の貧血なぜ起きる?
我が甥っ子をたとえに原因を探っていきたいと思います
 

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