分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

オーソモレキュラー療法と自己輸入サプリ。飲み方が分かるおススメ本

2019年02月12日 | 身体・健康

医師に言われるがままの薬を飲んでお終い

病院に行けば治る良くなる

先生が治してくれる助けてくれる

と、なぜだか無意識に思ってしまう、、がっ。。。

そんな甘い話はなくってよ…

 

前回はアメリカと日本の医療費制度の違いの話題に少し触れましたが、

自分の病気を自分でしっかり調べるアメリカ人は日本人に比べて圧倒的に多いようです

 

国が国民の医療費を賄ってくれないアメリカ人には将来の生活苦が懸った、死活問題なのに対して(?)

元気そうに見える老人たちで溢れかえる午前中の病院の待合室…

(ここは老人井戸端会議場かっ?)

と思うほど。。(笑)

多くの老人は毎日のように病院へ行く…

(いく度支払い額が高額ならそんなには行かないはず


わたしたちの健康な身体は”栄養素ありき”という考えが広がり、

"欠乏症を補う"ではなく‼️身体を健康に、より正常な状態に近づけていく

そのためのサプリメントである💊💊

 

”効率の良い道具”(←と、宮澤先生はよく言っている)であるサプリメントを、

消費者が選んでいけるようにといち早くサプリメントの質や製造の管理を徹底させたクリントン大統領は素晴らしいですが、

日本ではその準備がまだまだ整いそうもありません

 

やはり日本ではほとんどのお医者さんも、サプリメントは欠乏症を補うだけのものであり、

細胞に働きかける大量の栄養素(サプリメント)が心身のトラブルの改善、治療、QOL向上に繋がるという考えは一般的ではありません(し、そのための処方の知識も持ち合わせていません)

 

今のうちから将来の健康管理、若さをキープしたい人、慢性疲労・不定愁訴、虚弱体質をどうにかしたいと思っている人たちとっては

(わたしはもっぱら生きづらさ改善のためということになるのですが

国外から自分で個人輸入でサプリを飲むにあたりやはり少しでも知識は多い方が良い…

 

サプリメントを上手に使うコツを知りたい時には宮澤先生の書籍がおススメです

医者が教える「あなたのサプリが効かない理由」
宮澤賢史
イースト・プレス

(宮澤派



また、オーソモレキュラー・分子整合栄養を推奨するお医者さんでも考え方にはそれぞれ相違があり、

栄養に関する解釈も異なるため、

(たとえば

高たんぱく食や鉄の摂取をこれほどまでに?という量を推奨するお医者さん

糖質制限を否定するお医者さん、肯定するお医者さん

自分の病院のサプリメントしか常飲を認めないお医者さん

などなど、様々です

相反する治療が行われることも時にあるかもしれません

 

あの先生はこういってたけど、この先生はまた違うことを言っている…

一体なにを信じたら? どっちを信じたら良いの?

ってならないためにも、

色々な先生の言い分を知っておいた方が良いと非常に感じます

 

どれが正しいとか間違っているということではなく…

 

今の自分にはAが正解で、次の段階ではHに変わるかもしれませんし、

また別の人にとっては自分にとっての不正解のCが正解かもしれません

 

より自分に合ったものを、自分の判断で、選択肢を広げて選んでいけるようになることが、

医者任せではなく、自分で自分の身体を整えていくために最も大切なことと言えるのかもしれません

最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門 (光文社新書)
溝口 徹
光文社

(溝口派

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サプリを飲むコツと日本とアメリカのサプリ

2019年02月11日 | 身体・健康

さて、ここ数日でわたしが最近飲み始めた葉酸とB12サプリメントについて

飲む際の留意点のいくつかをわたしなりにまとめてみましたが

 

サプリメントを飲むことでメンタルや体調が悪化したり、実際胎児の奇形などに繋がることがあることからも…

サプリを過信せず

注意が必要な場合もあると頭に入れておきたいと思っております

 

ただ、日本のサプリメントは分子栄養学的な効果を期待できるほどの含有量が含まれないため心配ないかもしれませんが。。

(逆に添加物ばかりで良くないとも言えるかも?)

*日本の厚生労働省のサプリメント摂取の考え方はあくまでも≪欠乏症にならない為に補う≫というレベルであって、

その量や構成は、細胞レベルに働き掛けるものでは到底ないと思っていた方が良いかも…


逆を言えばアメリカ(サプリ大国アメリカ)のサプリメントは効果が得やすい反面、

活性型だったりキレート加工されていたりする分、飲み方に注意が必要になるとも言えます

 

吸収効率を考え作られたキレートタイプが過剰になれば、

今度は体外に排出されずらくなってしまったり、他のミネラルの排出が亢進してしまったり、慢性炎症の引き金になったりと。。

逆に体調を悪くさせてしまい兼ねません

 

微々たる量の…欠乏症を補うためだけの日本のサプリメント

(酵素活性に関わるような含有量を含まない、=安全…たいした効果なし?とも言える)

細胞レベルに働き掛けるほどの効果を期待して作られているアメリカのサプリメント

(酵素活性のレベルには個人差があるが、そこへ影響を与えてしまうほどの含有量を含む、=飲み方に注意が必要…危険?とも言える)

あっちを立てればこっちが立たず…

こっちを立てればあっちが立たず…?

 

事実、活性型の天然葉酸サプリメントは日本では販売されていないようで、

国内のどこのドラックストアを探し回っても非活性型葉酸しか手に入らないということになります

(そしてその変換(非活性→活性)が体内で上手くいっていない日本人が多い…ことは、数日前に書きました…日本の非活性型の葉酸サプリをせっせと飲むことで具合が悪くなる人もいるということです


葉酸サプリが妊娠初期に重要っていう情報だけを信じて、(←事実です

しかしMTHFR遺伝子多型のことなんてマニアックなことは普通に暮らしていたらまず知る術はなく

変換が上手くいかない人たちまで(いくら含有量が少ないとはいえ…)その辺のサプリに手を出し、せっせと毎日摂ってしまったら…???

 

そのため海外から各自、自己輸入するしかないわけですが、

それを自分でやるとなるとある程度の情報収集と知識が必要になってきてしまいます

 

遺伝子発現の有無・細胞レベルに働き掛ける栄養量が含まれたサプリメントが近所のドラッグストアでいつでも誰でも手に入るアメリカ

医師にお任せ医療の日本人と、病気になったら医療費が馬鹿高いアメリカの国の医療制度の違いからなのか…

はたまた個人主義のアメリカの国民性からなのか(?)

そこそこ質の良いサプリメントが安値で手に入るアメリカは、ある程度の知識を自分自身でしっかり身に付けることが出来ている人には有難くも羨ましくもあると思えてならないわたしです

 

とくに個人で輸入してサプリメントを摂るのであれば、最低限のことは知って置きたいところ

そこでサプリメントを飲む人のための必読本

 はこちら👇👇

医者が教える「あなたのサプリが効かない理由」
宮澤賢史
イースト・プレス
最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門 (光文社新書)
溝口 徹
光文社


ちなみに…

宮澤先生の書籍のなかで、サプリメントによる栄養療法を推し進めたのはクリントン大統領と書かれておりました

サプリ大国アメリカの背景にはクリントン大統領がいたのですね~

この本で初めて知りましたっ


安価でもそこそこ質の良いサプリメントが多くあり、製造や表記が明確なのはクリントン大統領の意向あってのこと

ほとんどアメリカ製のサプリにお世話になっているわたしには、、クリントン大統領様様と言えます

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葉酸・B12サプリメントを過信するべからず…?!

2019年02月09日 | 身体・健康

前回は葉酸サプリで自殺願望、うつ悪化?!!

 について書きました
 
今日はポイント2つめ

 

サプリメントを過信するべからず…サプリに頼りすぎない
ということ


とくにお酒好きな人…


アルコールの分解には葉酸が必要

サプリメントを飲みながらお酒を毎晩飲んでいたら、せっかくの葉酸サプリメントはアルコールの分解に大量に消費されてしまいます


アルコールの量が多い人は葉酸不足に陥りやすいのでサプリで摂取するのが良いですが…、、

そもそものお酒を減らす…
という選択肢がないと、何のためのサプリ代か分からなくなります

 

次に胃酸分泌能力が低い人…


B12は胃酸がないと吸収されずらいので、胃酸の分泌状態が悪いといくらサプリメントでB12を補っても、

吸収が進まずに効果をあまり得られないなんてことになり兼ねません

 

これまたサプリ代がもったいない



胃酸の分泌がわるい人はサプリメントよりまず胃酸分泌を促すことの方が先決だったり、

葉酸不足はアルコール摂取量が多いことで引き起こされている可能性があることも頭に入れておきたいところ


サプリメントを飲んでいるから安心大丈夫…

とはいかないのが悲しいところ…

 

サプリメントを飲む以外のことも視野に入れなくてはっ…

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葉酸サプリで自殺願望、うつ悪化?!!

2019年02月08日 | 身体・健康

 

最近葉酸サプリとB12サプリを飲み始めたわたくしごとの話
 
前回はこれらのサプリメントを飲むうえでの留意点を少し書きましたが

👉葉酸・B12サプリメント

の危険?!

今日も引き続き葉酸サプリとB12サプリの話題
 
前回のおさらいは
・体内で葉酸を使える形に変換出来ない体質のMTHFR遺伝子多型の人がいること
・上記の理由から自分の体質を踏まえたうえで活性型の葉酸を摂ることが望ましいが、遺伝情報に直接関わる栄養素であるため過不足を考えることは大切
 
そして今日のポイントは2つ
・葉酸サプリで自殺願望高まるっ?!
・サプリを過信するべからず
 
まずひとつめの自殺願望について
 
葉酸サプリで自殺願望アップだなんて
なんとも聞き流せないポイントですが、、
これは、うつ傾向など、メンタル不調が強くなるかもしれないということ
 
 
葉酸が解毒に関わることは以前にも何度か書いてきたような気がしますが、
発達障害、HSP、インディゴチルドレンデトックス機能が弱く、有害物質・有害金属に敏感です
 
香水や柔軟剤のきつい臭いに敏感だったり、体調が悪くなりやすいのも、外界に五万と溢れる有害物質を排出する能力が他の人より弱いことに関係するとも言えるかもしれません
 
 
体内で解毒がスムーズに行われるか否かは、メチレーションと言われる回路が鍵を握っているそうなのですが、
このメチレーションに必要な栄養素は葉酸です
 
つまり葉酸不足は解毒回路が上手く回らない!とも言えるのですが、
困ったことに、解毒回路をスムーズにいかせる葉酸が、(一部の人で)脳内の神経伝達物質の代謝においてはマイナス影響をもたらすというのです
(宮澤医院・宮澤先生のブログで詳しく解説されていて!知識の浅いわたしにはなかなか難しいとこですが勉強になるのでセロトニンやうつ病に興味のある方は必見
 
 
解毒回路を回すのに葉酸は必要な栄養素でも、、
精神疾患の場合はうつのタイプによっては葉酸摂取が脳内神経伝達物質のバランスを乱してしまうことがある
 
 
もともとメンタル不調を抱えている(抱えやすい)人たちにとって、葉酸サプリの摂取は要注意🤔
プロフェッショナルなドクターに要相談が望ましいサプリのひとつと言えそうです👨‍⚕️👩‍⚕️💊
 
次回は
サプリを過信するべからず🙄✋
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葉酸・B12サプリメントの危険?!

2019年02月06日 | 身体・健康
前回 の続き

葉酸、B12不足が疑われるわたしが
これら栄養素をサプリメントで飲む際の留意点について
今日はまとめておきます


頭にいれておきたいのは葉酸やB12はDNAの核に直接働きかける栄養素のため、
個人の判断で安易に飲むのは体調悪化などのリスクが伴うこともあるということ



葉酸と言えば、将来妊娠したい と考えている全ての女性にとって大切な栄養素

そんなこともあり葉酸をてっとりばやくサプリメントで飲む人も多いと思います



が、葉酸サプリを飲んでも体内で使える形に変換が行われなければ
使えない葉酸が体内でどんどん溜まってしまう…

葉酸を体内で使える形に変えれるか否かは、、
遺伝子🧬をもとに作られる"酵素"によって異なる😱

つまり、酵素の形が悪ければ、ここの働きがスムーズにいかず。。
この酵素に不具合がある人は、いくら葉酸サプリを飲んだとしも、使えない葉酸が体内に溜まってしまいます


というわけで、はじめから活性型の葉酸サプリメント(使える形に変換された葉酸)を摂れば話が早い

となるのですが、、、
実はここでも少し問題が


はじめに、葉酸やB12はDNAの核に働きかけると言いましたが、
つまりこれってどういうことかと言うと、
遺伝子のスイッチをオンにしたりオフにしたりすることに関わっているということ🙌


分かりやすい例で言えば、
ビタミンAの過剰摂取は奇形児が生まれるという話は、葉酸が大事と叫ばれるのと同じくらい有名(?)で
女性であれば耳にしたことがある人は多いかと思います

(実際には奇形に関わるのはレチノイン酸らしいので、一括りにビタミンAを悪者扱いしてしまうのは、とんだとばっちりでしょう)


赤ちゃんがお腹の中で細胞分裂を繰り返して各臓器を作り、人間らしい形になる流れの中では遺伝子がオンになったりオフになったりしているわけですが、

細胞分裂を促す栄養素が仮に体内に溢れていたら??
どうなるでしょうか😨

過剰に細胞分裂が進み、、おかしな形で形成が成されてしまう。。←奇形に繋がる


奇形をたとえにしましたが、人間の🧑身体とは実に凄い

そういった遺伝子発現のオンオフが厳密にコントロールされているというわけです


たとえば、
食べた栄養素などを材料に代謝が進むなかで、遺伝子発現をオンにしたいときはオンにするし、する必要がない時にはオフにする
必要とあらば活性型で使える形に変換をしていくという流れです


つまりつまり。

本来は厳密に身体の中でコントロールされているところを、やみくもに活性されたタイプの栄養素がどんどん入ってきてしまうと、このコントロールが狂いかねないということです
(活性が上手くいかない人にとっては有難いですが、体内からしてみれば"わたし、それ活性化した覚えないけど?勝手にどーゆうことよ?"となります)


有機酸検査、遺伝子検査🧬を用いた、
それぞれにあったオーダーメイド医療の需要が高まりつつある現代ですが
葉酸サプリメントの話ひとつとってもその重要性というのがうかがい知れる気がします🤔

それだけ個人の身体というのは遺伝情報に基づく個人差があるのです


ちなみに、
日本人女性の多くは葉酸を活性型に変換するのが苦手…
MTHFR遺伝子多型をもつ女性が多いそうなので、葉酸ではなく活性型葉酸(葉酸塩)を摂るのは意義のあること
と、ひとつ言えるかと思います


葉酸、B12サプリメントの留意点。。
次回にまだまだ続きたいと思います💪
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