非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

聴き比べ

2013-09-09 22:09:44 | ベランダアンテナ
昨日作ったアンテナを水平、垂直の各形態で聴き比べてみました。

今まで数十年のアパマンハム生活の経験では、垂直の時の方がDXに効くという感があります。ただしこれは先日の記事にも書き

ましたが、エレメントがどれだけ多く屋根より上に出ているかで全く違う結果になってしまいます。

さて、今回のエレメントですが、結論から言いますと水平設置の方が感度もS/Nも良いです。

垂直設置の方は屋根より上に1メートル程度しかエレメントが出ておらず、建物とエレメントの間隔も60センチ程度です。

Sメーター読みでドラスティックに変わるという訳ではありませんが、Sでひとつ変わるかどうかと言った感じでしょうか。

しかし、しいわゆる「耳S」では違いがよく分かります。それは水平設置におけるS/Nの改善が手伝っているのでしょう。

垂直設置は結構、都市型ノイズを拾っています。

「建物と付かず離れず」(「接地」の縁は保ちつつ、「ホットエレメント」は離れるということ)・・・・・こんなところでしょうか。

近いうちにアンテナの写真と受信状況をアップしたいと思いますが、本当に良く聞こえます。





これは使える!!

2013-09-08 22:36:54 | ベランダアンテナ
新エレメント、これOKです!

それほど精密に計算して作っている訳ではない(と言いますか計算する知識や技量なし(笑))のですが、これ使えます。

7メートル長の釣竿と水平形態、同一条件で比較してみました。

ちなみに今回はATU(AH-4)での比較ですが、7~21MHzでは新エレメントの勝ちです。 その他のバンドは不明。
ローカルさんに手伝ってもらって計測した結果、7MHzの場合Sメータ読みで今回の自作エレメントの方が8dBほど上回りました。

今日はAAコンテスト中ですから、世界各国のビームが日本に向いているので、いつも以上によく聞こえるのですが、この両者、信号強度が明らかに違いますね。7MHzで特に顕著な違いがあります。しばらくお世話になりそうです。7メートル長の釣り竿エレメントもとても良いのですが、それ以上だと思います。不思議な事に釣り竿は10MHzのほぼフルサイズにあたるのですが、何故か今回自作した短いエレメントの方が人工ノイズも少なく良い感じです。

何が良かったのか、コンディションのお陰か、コンテストのお陰なのかわかりませんが、久々の当たりかも。ハズレが多いのでたまにはOKということで。

そんな訳で10分ほどで以下のところとQSOできました。

RT4RO(21MHz PHONE) ロシア・タタルスタン
UR3GU(21MHz PHONE)ウクライナ
NX6T(7MHz PHONE) サンディエゴ
V6G(21MHz CW) ミクロネシア
5Q1A/P(21MHz CW) デンマーク

SD-330との組み合わせも楽しみです。









新エレメント自作

2013-09-08 18:34:19 | ベランダアンテナ
今日の休みを利用して、SD-330やATUに接続するエレメントを自作してみました。

費用も1000円程度におさまりました。

根元は塩ビのパイプ、主エレメントはアルミパイプ(10Φ)×2m、そして再び塩ビパイプを接続して、この部分に1mのステンレスエレメントが付くというものです。先端に近い方の塩ビパイプの部分には、直径10cm×12Tのコイルを付加しています。見た目、結構大口径のコイルで、バターナットアンテナのコイルみたいに見えます。

エレメントの根元は水平設置も垂直設置も出来るようにしてみました。

同じようなエレメントを以前にも自作していたのですが、塩ビやアルミパイプが一回りほど太く、重さが問題でした。それと小口径コイルでのトップローディングタイプとしていたのですが、何となくしっくりこない感じでしたので、今回はほぼセンターローディング(やや先端寄り)で、コイル線材も軽量化して大口径なものとしてみました。

後ほどもう少し暗くなったらテストしてみます。




釣り竿エレメントの運用状況

2013-09-07 06:49:01 | SD-330
前記事でアップした「禁断の~」で運用してみました。

禁断とかいうと如何にも飛びそうな凄いアンテナのイメージを彷彿とさせますが、どちらかと言うと、『集合住宅ではちょっと目立ってしまう無線アンテナ』を上げちゃうという側の禁断です。我が家の場合。

エレメントは7mですので、SD330で運用できるのは1/4波長以上の周波数である1.9~10MHzに限定されます。(14MHzに出たい場合は5m程度のエレメントにしなければなりませんね)

一方、同じエレメントでもATUに接続すれば、AH-4ならば3.5~28MHz(50MHzは同調しませんでした)、SG230であれば1.9~28MHzにQRVできます。



何度も繰り返しの内容になってしまいますが、この両者、それぞれに長短があります。



順不同で思いつくままに書きますと・・・・

ATUはクイックQSYができて、HFの色んなバンドに出られる。

SD330はQSYに時間がかかるが、付属エレメント(1.3m長)であればATU同様、HFの色んなバンドに出られる。

ただし、延長エレメントを展開した場合、SD330は1/4波長以下にあたる周波数にはQRVできない。

でも、SD330は必ず1/4波長で純粋に同調するので、効率がとても良い。

接地の重要性は両者とも一緒。

 

接地に関しては条件は一緒ですから、「許容できるエレメント長」と「狙うバンド」を掛け合わせて最適解を導き出すことになるのでしょうか・・・・・


同一局に対して比較できれば良かったのですが、とりあえず禁断の釣り竿エレメントにSD330やAH-4をつないで一日だけ運用してみた結果は以下のとおりです。

7MHz
 EW7LO(ベラルーシ)
 OK2RZ(チェコ)
 OH2KW(フィンランド)
10MHz
 RI1ANP(南極)
 RO70PR(EUロシア)
 YO3BL(ルーマニア)
 OZ1HDF(デンマーク)
14MHz
 R290ECH(ASロシア)
 GW100RSGB(イギリス・ウェールズ)
 T8GM(パラオ)
 UA5C(EUロシア)
21MHz
 DL5ANT(ドイツ)
 F5IN(フランス)
 EA1DR(スペイン)
 OH2PM(フィンランド)
 IK2RGT(イタリア)
 T8GM(パラオ)

ヨーロッパが中心です。SA、NAも良く入っていましたが、それにしてもAF遠し・・・・です。








禁断の釣り竿エレメント

2013-09-05 22:01:10 | SD-330
ようやく涼しくなってきて、無線機の前に長時間座ることができるようになりました(^^)

というのも無線機のある部屋にエアコンがないもので・・・

数日前の8J1RLのQSLカード到着に気を良くして、使っていなかったエレメント用の釣竿を引っ張り出して細工してみました。

細工といっても大したものではないのですが、5メートルの釣竿の先端に細いアルミパイプを抱かせて全長7メートル弱のエレ

メントを作ってみました。

今の住まいは5階建て集合住宅の最上階ですので、ベランダから60センチほど離してそのまま垂直設置。

経験的には給電点が軒より下にあっても、エレメントがある程度(半分くらい)屋根より上にあれば結構使えると感じています。

そしてやはりDXには垂直設置かなと。

今回は5階の屋根よりも上に4メートルちょっと出ていますので、エレメントの約6割が屋根の上の開けた空間にあることになり

ます。



グランドはもちろん、ベランダ一面に敷いた銅板です。

銅がベランダに馴染む訳じゃないですが、最近は銅板と鉄筋間の抵抗が50Ω以下になりました。理由は分かりませんが、嬉し

い傾向です。



まずは1/4波長でフルサイズにあたる10MHzをワッチしてみました。いやー本当に良く聞こえます(^^)

初秋のDXコンディションでもあるのでしょう。

RI1ANP(南極)が結構強く入っていたのでコールし、すんなりとQSO出来ました。 8J1RLのQSLカードといい、ここ数日南

極に縁があるようです。

続いて21MHzにQSY。いつもはアパマンらしくCWメインですが、DLがSSBでも十分QSO出来そうな感度でしたのでコール。

その後、14と21MHzでF5、EA3とQSO。 7MHzでもSSBでYNが聞こえていました。



こんな長いエレメント、昼間にはとてもじゃないですが上げられません。

日没から日出限定ですが、そもそもDXのメイン時刻帯と合致しているので良しとしなければ(^^)v

明日は仕事が休みですので、今日は徹夜覚悟で久々に気合入れて無線機の前に座ってみようかなと思います。