年末に牛窓に行きました。自然が目的ではない旅行なんですが、自然景観で気の付いたことなどを少々。
牛窓は岡山の平野部と瀬戸内海の間にある小さな丘の下に開けた町です。昔沿岸航法の時代には風待ちの港として栄えたとのことで、伝説や古墳など歴史を感じさせるものも多数あります。海遊文化館には地元のだんじりが多数展示してあり、龍など見事な彫り物が施されています。かつては船大工も多かったとの話です。
牛窓には大きな川がないので井戸が多数掘られ、これが水源でした。そんなこともあり周辺に田んぼはほとんどなく、ほとんどキャベツや白菜の畑です。また、オリーブの生産も有名ですね。町の背後の丘はオリーブ園になっていますが、ここから眺める牛窓と瀬戸内海の景色を子どものころに目にすれば、大人になってもふるさとがなつかしく思われるだろうなという味わいのある景観でした。 また、このあたりは高い山がないところですが、そんな中で海をはさんだ小豆島の存在は大きなものがあります。遠く屋島も見えます。写真はオリーブ園から見た牛窓と瀬戸内海ですが、奥の島は小豆島です。
映画のロケも多数行われています。建物はカンゾー先生のロケ地です。